簿記2級が意味ないってホント？取得するメリットも合わせて解説！

せっかく簿記2級を取得しても、意味ない資格だったら悲しいですよね…。

実際に「自分には必要なかった」と、後悔する方もいらっしゃいます。

でも安心してください。

基本的に簿記2級は意味ある資格です。

その意味を理解していただけるよう

を、合格者の視点から解説していきます。

簿記2級を最大限意味ある資格にするためにも、ぜひ最後までご覧ください。

簿記2級が意味ないと言われる理由

簿記2級は多くの方が目指す人気資格。

でも中には「簿記2級は意味ない」といった声もみかけます。

その理由は以下4つ

取得者が多く希少性がない

簿記2級は毎年15万人以上の受験者がいるほどの人気資格。

合格率は25％前後なので毎年3~4万人取得者が増えている計算になります。

最近はネット試験も導入され、合格者も増加中。

つまり「取得者が多い」＝「希少性がない」＝「強みにならない」と考える方がいるのも事実です。

「取ってる人多いし簡単でしょ」と勘違している人さえいますからね。

---

しかし簿記2級は4人中3人が落ちてしまうほど、意外と難しい資格です。

むしろ簿記2級取得者は簿記3級の1/5程度。

この時点で取得する価値は十分にあるといえるでしょう。

実務を経験すれば得られる知識

簿記2級は経理/財務などの実務を経験すれば得られる知識です。

しかも会計では「知識（簿記2級）」よりも「経験」が重視される世界。

よって

と、感じてしまう人がいるのも事実です。

実際簿記2級がなくても経理で活躍している方はたくさんいます。

独立・開業できるわけではない

簿記2級は民間資格なので、国家資格となる

などのように独立開業できる資格とは違います。

よって「独立開業できるわけじゃないし大した資格じゃない」と感じる方もいますよね。

---

とはいえ、公認会計士や税理士資格をもつほとんどの人が「簿記2級の学習」という道を通っています。

視野を広く持てば、無意味どころか必須レベルの知識になるのはいうまでもないですね。

専門家に任せれば良い

簿記2級で必要な知識は

など「専門家に任せれば良いから勉強しなくても良いでしょ」という考えの方もいます。

確かに苦手部分を人に頼るのは賛成です。

経営者であれば作業面を人に任せるのもアリでしょう。

ただ、お金に関する知識がない状態で経営判断をするのは非常に困難。

自分で数値を把握、管理しておかないと戦略すら立てられません。

作業するかはおいておいて、最低限知識がないと経営成績に大きな差が出てしまいます。

このあたりを理解していない方は「意味ない」と発信しているケースが多いです。

簿記2級を取得するメリット5つ

簿記2級は意味ないという声もありますが、安心してください。

簿記2級は取得する意味・メリットがたくさんあります。

経理実務に活かせる

簿記2級があれば経理実務に活かせます。

これは「簿記2級の知識」が「経理実務の土台」になるからです。

簿記2級を学ぶことで、会計の全体像がわかり、経理実務の理解度もブーストされます。

最近は

など、実務に求められる論点が試験範囲としても追加されています。

昔に比べ、より実務経験に活かせるので簿記2級を取得する価値は十分にありますね。

就職や転職に有利

簿記2級は就職や転職に有利です。

就職に役立つ資格ランキングでも1位を獲得しています。

また経理求人の多くは簿記2級を必須条件にしているところが多く、応募可能求人の差も大きいです。

私も未経験の経理転職で簿記2級を取得しことで

と、非常に強力な武器となりました。

「経理転職するためにはまず簿記2級を目指す」という人が多いのもうなずけますね。

もはや会計関係の仕事をしたい方にとって簿記2級は必須レベルでしょう。

財務諸表の分析ができる

簿記2級を取得することで財務諸表の分析ができるようになります。

財務諸表が読めると、会社の経済/経営状況が一目でわかり

など、様々な分野で活躍します。

簿記3級でもある程度は読み解けますが、実際に公開されている財務諸表に沿って学習できるのは簿記2級から。

むしろ簿記2級があれば「理解」→「分析」まで落とし込めるため、判断の質も一気に向上します。

収入アップに繋がる

簿記2級は収入アップにも繋がります。

収入アップへの繋げ方は様々で

など、トータルすると月数万円レベルで収入が上がる計算です。

特に資格手当なんかは、取得直後に収入アップが実感できるのが嬉しいポイント。

取得を目指す価値は十分にありますね。

上位資格のステップアップに役立つ

簿記2級は上位資格のステップアップに役立ちます。

例えば会計系の最難関資格ともいえる

などは、簿記2級取得後にチャレンジするする方が多いです。

逆に簿記2級の基礎知識がないと挑戦すら難しいレベル。

まさに士業資格の登竜門といっても良いでしょう。

---

また、簿記2級の知識は「会計」「経営判断」に役立つため

といった資格にも活かせます。

会計としての土台が簿記2級には詰まっているイメージですね。

簿記2級を意味あるものにするために

残念ながら単に簿記2級を取得しただけでは、大した意味を持ちません。

せいぜい転職時のアピールに使えるくらいでしょう。

せっかくなら簿記2級を意味あるものにしてください。

その方法は「取得する目的を明確にすること」

例えば

など、常に目的を意識しつつ学習することで取得後の実践力が大きく変わります。

最初は目的が明確でも、勉強していくうちに「合格できればいい」と暗記に走ってしまう人がいるので…。

学習中に「自分はなんのために簿記を学んでいるのかな」と思い出しながら取り組んでいくことが大切です。

目的が不明確な方は「簿記2級を取得するメリット⇧」から、取得する理由を探してみてください。

簿記2級が活かせる学習法

簿記2級は「合格した証」だけでなく「身についた知識」も重要です。

そのためには「暗記」ではなく「理解」することが大切になってきます。

理解するために

この2点はセットで取り入れてください（確実に合格する上でも大切です）

---

①理屈型のインプット教材は、YouTubeの「ふくしま先生」「たぬ吉先生」が最適です。

非常にわかりやすい講義が無料で受けられます。

---

②質問できる環境は、通信講座の「クレアール 」がおすすめ。

他のスクールとは違って無制限での質問が可能です。

今だと期間限定で53,000円→35,000円で受講できるので、気になる方は資料請求で届くパンフレットをチェックしてみてください。

>>無料資料請求でパンフレットを手に入れる
※簡単60秒で請求できます

---

他の通信講座でも質問環境は確保できるので、よければ「簿記のおすすめ通信講座」を参考にしてください。

【まとめ】簿記2級は意味ある資格です

簿記2級は

など、非常に意味ある資格です。

しかしそれを活かすことができない方が「意味ない資格」になってしまいます。

時間ももったいないです。

メリットの多い簿記2級をより意味ある資格にするためには、取得する目的を明確にしましょう。

そして学習時は「理解」することが超重要。

を活用しつつ、簿記2級を最大限意味ある資格にしてくださいね。

関連記事