簿記2級の効率的な勉強方法は?勉強時間から注意点まで合格者が解説!


簿記2級の効率的な勉強方法ってある?
簿記2級は「テキスト」「YouTube」「アプリ」「通信/通学スクール」など、たくさんの勉強法が存在します。
ただ難易度が高い分、ここから正しい勉強法を選ばない限り合格は難しいでしょう。
しかし世の中には
- まずはテキストを読んで…
- とりあえずスクール通おう!
と、数年前の常識に囚われた勉強方法を発信している方が非常に多いです。
ということで本記事では、現代の
- 試験範囲
- 学習コンテンツ
に合わせた最適な勉強方法を紹介していきます。
ここで紹介するのは、多くの方が高得点合格を勝ち取っている勉強法です。
時代に沿った勉強法を取り入れることで、簿記2級でも一発合格が叶いますよ。

・これから簿記2級を学びたい人
・現在簿記2級に苦戦してる人
にはピッタリの内容だよ
- 簿記3級に94点で合格
- 簿記2級に90点で合格
- 多くの相談者が簿記に合格
- 経理部員として簿記を活用中
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簿記の合格証書を見る
簿記3級2級の合格証書です。

私の過去の悲惨な経歴を見る
- 大学偏差値40台
- 勉強が大の苦手
- 簿記に何度も挫折しかける
そんな私でも、簿記3級2級に合格しています。
大事なのは過去ではなく「これからどんな行動をしていくか」だと思っています。
今苦労している方も、ぜひ一緒に頑張っていきましょう。
ここでは簿記3級学習済みの方向けの勉強方法を紹介していきます。
まだ簿記3級を取得していない方は、以下の手順で学習を進めてください。
3級の学習▶3級の受験▶2級の学習
(簿記3級を受験せずに簿記2級の学習に入る形でもOKです)
3級の学習方法に関しては『簿記3級の効率的な勉強方法は?』で解説しています。

簿記2級とはどんな試験?

前提として「簿記2級とはどんな試験か」について解説していきます。
すでに知っている方は『簿記2級のおすすめ勉強方法⇩』までスキップしてください。
試験概要
簿記2級は、経営管理に役立つ知識として、企業から最も求められる資格の一つ。
財務諸表から企業の経営状況を分析できるレベルの知識が習得できます。
経理の応募条件になることも多く、転職にも大いに役立つ資格です。
試験科目 | 商業簿記・工業簿記(原価計算を含む) | |
出題範囲 | 商業簿記 | ・第1問:仕訳(20点) ・第2問:補助簿(20点) ・第3問:決算(20点) |
工業簿記 | ・第4問:製造原価報告書(20点) ・第5問:原価計算(20点) | |
合格基準 | 70点(100点満点) | |
試験時間 | 90分 | |
受験資格 | 誰でも受験可能 |
参考:商工会議所 簿記検定2級
商業簿記と工業簿記の違いは?
商業簿記と工業簿記は使われる業種や流れが異なります。
簿記の種類 | 使われる業種 | 説明 |
---|---|---|
商業簿記 | 卸売業、小売業 | 商品を外部から仕入れ、そのまま外部へ販売する |
工業簿記 | 製造業 | 自社工場で製品を製造し、外部へ販売する |
学習時の大きな違いは以下3つ。
- 勘定科目
- 財務諸表の表示
- 計算期間(1ヶ月単位など)
基本的に商業簿記は簿記3級の応用みたいなイメージ。
工業簿記は慣れれば簡単ですが、最初は初めての内容が多く混乱しがちな印象です。
そもそも簿記ってなに?
簿記とは「帳簿記入」の略で、会社の経営活動を帳簿に記録することを指します。
記録だけでなく、会社の業績を明らかにするために
- 貸借対照表
- 損益計算書
なども作る必要があります。
要するに簿記は「会社のお金の流れを管理するんだ~」とイメージしてもらえればOKです。
簿記検定では、これらに必要な知識が問われます。
詳しくは「簿記とは?」の記事で解説しています。

簿記の各級の違い
簿記は厳密に言うと
- 原価計算初級
- 簿記初級
- 簿記3級
- 簿記2級
- 簿記1級
の5レベルに分かれます。
原価計算初級 | 簿記初級 | 簿記3級 | 簿記2級 | 簿記1級 | |
---|---|---|---|---|---|
科目 | 工業簿記(入門) | 商業簿記(入門) | 商業簿記 | 商業簿記 工業簿記 | 商業簿記 会計学 工業簿記 原価計算 |
試験方式 | ネット試験 | ネット試験 | 統一試験 ネット試験 | 統一試験 ネット試験 | 統一試験 |
試験時間 | 40分 | 40分 | 60分 | 90分 | 180分 |
受験料 | 2,200円 | 2,200円 | 2,850円 | 4,720円 | 7,850円 |
合格率 | 90% | 60% | 38% | 29% | 10% |
勉強時間 | 50時間 | 50時間 | 100~150時間 | 250時間 | 500時間 |
対象 | 工業簿記入門者 | 商業簿記入門者 | 小規模経理 副業、個人事業 | 中小企業経理 株式投資 | 大手企業経理 税理士試験登竜門 |

経理として働くなら簿記2級は必要だね
受験方式
簿記には以下2つの受験方式が存在します。
統一試験 | ネット試験 | |
---|---|---|
試験日 | 2月、6月、11月 | いつでも |
試験時間 | 90分 | 90分 |
試験会場 | 商工会議所 or 指定会場 | テストセンター |
試験方式 | 紙で解答 | パソコンで解答 |
試験問題 | 受験者全員が同じ | 受験者ごとに異なる |
合格率 | 24.1% | 40.2% |
受講料 | 4,720円 | 4,720円 (別途事務手数料として550円必要) |
合格発表 | 2~3週間後に郵送でわかる | 試験終了後、その場でわかる |
筆記用具 | 持込可 | 持込禁止 テストセンターに用意されている |
受験方式は自分の受けたい方を選択できます。
今受けるなら難易度が安定&いつでも受験可能なネット試験がおすすめです。


合格率
簿記2級の合格率は以下表の通り。
統一試験の合格率
回 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|
163(2023.2.26) | 12,033名 | 2,983名 | 24.8% |
162(2022.11.20) | 15,570名 | 3,257名 | 20.9% |
161(2022.6.12) | 13,118名 | 3,524名 | 26.9% |
160(2022.2.27) | 17,448名 | 3,057名 | 17.5% |
159(2021.11.21) | 22,626名 | 6,932名 | 30.6% |
158(2021.6.13) | 22,711名 | 5,440名 | 24.0% |
ネット試験の合格率
期間 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 | |
---|---|---|---|---|
2022年4月~2023年3月 | 105,289名 | 39,076名 | 37.1% | |
2021年4月~2022年3月 | 106,833名 | 40,713名 | 38.1% | |
2020年12月~2021年3月 | 29,043名 | 13,525名 | 46.6% |
平均すると簿記2級の合格率は29.5%。
統一試験に至っては、約20%です。
ここ最近の簿記2級は難易度が上がっているということもあり、簡単に合格することは難しくなっています。
だからこそ、昔ながらではなく、現代に適した勉強法が必要ということですね。

ちゃんと一発合格できる勉強法を解説していくから安心してね
簿記2級の難易度が上がった理由を見る
ここ3年で簿記2級の難易度は上がっています。
まずは「試験範囲」
以前簿記1級の範囲だった
- 連結会計
- 税効果会計
といった部分が、簿記2級に繰り上がってきました。
今や試験の難所として話題になるほどの分野です(めっちゃ難しいです)
そして「試験時間」
2020年12月より試験時間が120分→90分に変更されました。
これにより「簿記2級の試験時間が足りない!!」といった声が続出しています。
実際私も、試験時間内に解答するのが一番の課題と言っても良いほど苦労しました。
つまり簿記2級の難易度は以前とは大きく変わっているということ。
もし4,5年前に2級を取得した人が「簿記2級は簡単」といっていたら、それは気にしなくても大丈夫。
ただ、これから簿記2級の試験を受ける方は、難易度が高めという事実は変わりません。
だからこそ現代にあった正しい勉強方法を見つけていく必要があるわけですね。

勉強法を正すと、合格できるだけじゃなくて勉強時間も大幅に短縮できるよ。ぜひこのまま読み進めてね
簿記2級を取得するメリット
簿記2級を取得するメリットは以下5つ
- 就職や転職に有利
- 収入アップに繋がる
- 経理実務に活かせる
- 財務諸表の分析ができる
- 上位資格のステップアップに役立つ
私は経理転職のために取得しましたが、それ以外のメリットもたくさん感じられました。
特に経理に転職したい方にとって、簿記2級は必須級です。

簿記2級の勉強時間は250~300時間が目安

簿記2級に必要な勉強時間は約250~300時間と言われています(すでに簿記3級合格済の場合)
実際にかかる勉強日数は以下の通り。
1日あたりの勉強時間 | かかる日数 |
---|---|
2時間 | 150日 |
3時間 | 100日 |
4時間 | 75日 |
5時間 | 60日 |
月数で考えると2ヶ月から半年かかる計算です。
しっかり腰を据えて勉強する必要がありそうですね。
また、基本的に簿記学習には予想外がつきものです(つまづくポイントが多い)
学習の際はある程度時間に余裕を持たせてスケジューリングすることをおすすめします。

ボクは相当頑張って勉強して3~4ヶ月かかったよ
簿記2級の独学は難しいです

簿記2級に独学で挑戦するのはかなり大変です。
不可能ではなく、難しいが正解。
「合格率⇧」でも説明した通り、簿記2級は全体の29%しか合格していません。
これは独学からスクール利用者まで全員を含めた結果です。
つまりここに独学で挑戦するのは、泳いだことない方が、浮き輪なしで海に飛び込むようなもの。
よく「独学でもOK」「YouTube1本でいける」という声も聞きますが、それは
- 経理事務などの経験がある
- 事業・経営などの経験がある
- 簿記3級が超簡単だった
など、少し特殊な方々です。
また、今は
- 学習コンテンツが増えている(YouTube、アプリ)
- 新しい試験方式が導入された(2020年12月~)
- 試験時間が大幅に短縮された(2021年6月~)
といった影響から、簿記学習の常識は代わりつつあります。
確実に合格したい方は、これから紹介する「おすすめ勉強法⇩」で学習することをおすすめします。
独学にちょっと費用をプラスするだけで、合格率が大幅アップする勉強法ですよ。
どうしても独学で乗り切りたい方へ
以下記事で「簿記2級を独学で合格するには?」について解説しています。
合格できる保証はありませんが、独学の中でも最適な勉強法を紹介しているので合わせてご覧ください。

簿記2級の勉強方法&学習手順
ここからは、現代に合わせた最適な簿記学習法をSTEP形式で紹介していきます。
ちなみにこれは、多くの方が高得点合格を実現している学習法です。
効率的かつ確実に合格したい方はぜひ参考にしてください。
合格者の声をみる

かなり細かく解説してますが、再現性のある勉強法です。
学習中にいつでも確認できるよう、本記事を「ブックマーク★」しておくことをおすすめします。
学習前の事前準備
まずは簿記の学習を始める前に「通信講座の資料(無料)」を取り寄せておきましょう。
通信講座はStep3,4,5と、簿記学習の大半を占める重要項目。
これが欠けていると、合格とは程遠い結果が待っています。
その通信講座の資料を取り寄せておくことで
- 講座の詳細
- サンプル講義動画
- 割引情報・クーポン
などがすべて無料で手に入ります。
どのみち受講を申し込むには、資料を取り寄せた後のほうがお得です。
ちなみに取り寄せる資料は、人気&無制限で質問できるクレアール
だけでOK。
手間もかかると思うので、その他の通信講座は必要ありません。
無料&たったの60秒で請求できるので、ぜひ今のうちに取り寄せておきましょう。
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まずは請求だけしておけばOK

どのみちstep2の段階で通信講座は使わないから、受講申込みは資料が届いてからでも全然間に合うよ。まずは請求だけ急いでしておこう〜
クレアールについて詳しく見る
クレアールは50年以上の指導歴をもつ通信講座。
- 受講費用が安い
- キャンペーンや割引が多い
- 非常識合格法で効率よく学習できる
- モノクロ構成のシンプルなテキスト
- スマホ/PC/タブレットで学習できる
- 無制限で質問できる(メール/電話/Skype)
- 万が一の場合、講義やサポートを1年延長できる
など、数多く特徴を取り揃えています。



YouTubeでインプット(無料)
クレアールの資料請求が済んだら、YouTubeの簿記動画でインプットを行います。
YouTubeのメリットは以下3つ
- 基本無料で視聴できる
- スキマ時間に学習できる
- 理解重視の高品質講義あり
特に簿記系YouTuberとして有名な「ふくしままさゆき先生」は有料講座を超えるレベルでわかりやすいです。
まずは、ふくしまさんのチャンネルを一通り視聴していきましょう。
最初はわからない点もあると思いますがそれでもOK。
最後まで見ることで全体像がわかり、2周目以降の理解も深まります。
一部メンバーシップ登録(月2,990円)が必要となる動画があります。
STEP3のクレアールで学習できる範囲なので、無理に登録する必要はありません。
まずは無料部分だけを押さえておくのがおすすめです。
- 最低でも2~3周はする
- 移動中は聞き流しする
- 1回で理解しようとしなくてOK
- 慣れてきたら倍速機能を使って効率化する
- 概要欄の問題を8割以上正解できるまで進める
YouTube学習中にしておくべきこと
YouTube学習中に、Step1で取り寄せたクレアールの資料
が届くはず。
資料が届いたら
- 割引情報をチェック
- 「2級パック」コースを受講
の手順で進めていきましょう。
こうすると、YouTubeで基礎が身につくタイミングで、効率よくSTEP3へ進めます。

もしクーポンが届いてたら使うのを忘れずに!
\ふくしまさんの動画/

クレアールでインプット
クレアールでアウトプット
Step3までである程度簿記の理解度が高まったら、クレアールの問題集を解いてみましょう。
おそらく最初はビックリするほど解けないかと思います。
なので、少し考えても分からなければ「答え」と「解説」を見てしまって全然OK。
考える→解説を見る→理解する
このサイクルで1歩ずつ知識を身に着けていくことが大切です。

最初は難しくても必ず解ける瞬間がやってくるから諦めないで!
クレアールの質問サポートを活用
不明点が出てきたら、クレアールの質問サポートを活用しましょう(ココ超重要)
これはStep3の段階から活用してもらってOKです。
いくら「YouTube」や「クレアール」がわかりやすいとはいえ、簿記2級かなりの高難易度資格。
特に「初めて触れる工業簿記」や「連結会計」といった難所では必ず不明点がでてきます。
その不明点を放っておくと
- 応用に対応できない
- モヤモヤして先に進めない
と、高確率で挫折に繋がります。
そんな時に役立つのが、クレアール
の質問サポート。
質問できる環境があることで、不安な箇所を潰しながら効率よく学習が進められます。
無制限で質問できるので、じゃんじゃん活用しちゃってください。

ボクも「3日くらい悩んで分からなかった問題が、講師に聞いたら一発でわかった」ってのを何度も経験したよ。貴重な時間を無駄にしないためにも質問できる環境は超大事。

質問するなら通学講座のほうが良いんじゃ…
確かに質問するなら、その場で聞ける通学講座のほうが適してます。
ただ通学講座は簿記2級でも約8万と結構高額です。
さすがにそこまで学習費用をかける必要はないと思っています(なくても合格してる方は多いので)
また低価格な通信講座でも、そのほとんどが
- 質問回数に制限がある
- そもそも質問できない
と、制約が存在します。
だからこそ無制限で質問可能なクレアール
がおすすめなんです。
約3万円で「通信教材」「問題集」「質問サポート」が手に入るのは、正直いってコスパ最強。
講座に抵抗がある方も、まずは資料請求だけでも良いので済ませておくのがおすすめです。
「クレアールの詳細」や「割引情報」がカンタン無料で手に入ります。
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(たった60秒で請求できます)
ネット試験に申し込む
ある程度知識が定着したらネット試験に申し込みましょう。
受験日は7~10日後くらいに設定して、追い込むのがおすすめ。
万が一受験できなくなっても、キャンセルできるので安心してください。
ネット試験は「簿記ネット受験サイト」から申し込みできます。
なぜネット試験を受けるべきなのか
簿記には「統一試験(ペーパー)」「ネット試験(PC)」の2種類の受験方式が存在します。
そして受験するならネット試験が圧倒的におすすめです。
理由は、統一試験よりネット試験のほうが簡単だから。
以下表の通り、ネット試験のほうが合格率が高く安定しています。
統一試験の合格率(24.1%)
回 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|
163(2023.2.26) | 12,033名 | 2,983名 | 24.8% |
162(2022.11.20) | 15,570名 | 3,257名 | 20.9% |
161(2022.6.12) | 13,118名 | 3,524名 | 26.9% |
160(2022.2.27) | 17,448名 | 3,057名 | 17.5% |
159(2021.11.21) | 22,626名 | 6,932名 | 30.6% |
158(2021.6.13) | 22,711名 | 5,440名 | 24.0% |
ネット試験の合格率(40.2%)
期間 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 | |
---|---|---|---|---|
2022年4月~2023年3月 | 105,289名 | 39,076名 | 37.1% | |
2021年4月~2022年3月 | 106,833名 | 40,713名 | 38.1% | |
2020年12月~2021年3月 | 29,043名 | 13,525名 | 46.6% |
しかもネット試験は基本いつでも受験可能です。
受験日によって学習スケジュールが左右されないので、ベストコンディションで試験に挑めます。
デメリットを挙げるとすれば「問題用紙にメモできないこと」くらい。
このあたりの対策に関しては「簿記のネット試験を受けた感想・対策」で解説しているので、ぜひ受験前にご覧ください。


模擬試験対策を解く
ネット試験の申し込みが済んだら、模擬試験対策を解きましょう。
クレアールには、ネット試験予想問題(4回分)が付属されています。
ネット試験と同じ環境(PC)で受験できるので、ぜひ活用してみてください。

ちなみに過去問は、ネット試験との相性がよくないから解かなくてOKだよ
模擬試験を解く際は、以下2つの基準に満たせば合格ラインと考えてOKです。
- 80分以内に回答終了
- 3回連続で80点以上
徹底的に試験対策したい方へ
クレアールのネット試験予想問題が4回分しかなく「答えを覚えちゃった」という方へ。
別売りではありますが以下教材がおすすめです。
全10回分のネット試験予想問題が詰まっています。
もちろんネット試験対策用に、パソコン形式で回答できるCDも付属されています。
私も活用しましたが、ネット試験と同じレベルの問題が非常に多く、すごく助けられました。
わりとおすすめ。

試験本番
試験本番は、時間に余裕を持って到着しましょう。
持ち物は「本人確認書類」「電卓」だけでOKです(ネット試験の場合)
本番は緊張していると思うので、事前に試験時の情報を集めておくのがおすすめです。
ちなみに「ネット試験とは」の記事で試験当日の流れや試験環境について徹底解説しています。
対策も含めて解説しているので、ぜひ試験前に合わせてご覧ください。

簿記2級に合格するためのコツ

簿記2級に合格するためのコツを4つ解説します。
「おすすめの勉強法⇧」を淡々と進めるだけでは不十分なので、必ずセットで確認しておいてください。
暗記ではなく理解する
簿記学習は、暗記ではなく「理解する」を重視してください。
特に工業簿記なんかは暗記や慣れで覚えてしまいがちですが…。
暗記だと
- 応用に対応できない
- 合格しても活かせない
- 試験が運頼みになってしまう
など、良いことがありません。
常に「なぜ?」「なぜ?」を考えた上で学習することが大切です。
ミスを放置しない
問題を解いていると「ミスがなければ〜」と感じる瞬間が来るはずです。
でもそのミス。絶対に放置しないでください。
ミスをする際は
- 時間がなくて焦る
- 回答欄がズレていた
- 電卓を打ち間違える
- 桁を間違えて解答した
- 下書きを読み間違える
- 問題文をちゃんと読んでいない
などなど、様々な要因があります。
それを潰していかないことには試験本番でもミスをします。
本番中は緊張もしているのでなおさらです。
ミスした内容は、紙などにメモしながら学習を進めみてください。
詳しくは「簿記のミスを解消する方法」で解説しています。

時間配分を意識する
これは「模擬問題⇧」や「試験本番時」の限定の話ですが、時間配分は必ず意識してください。
同じ問題を特にしても、時間配分を意識できるかどうかで大きく合否を左右します。
時間配分を調整するには解く順番が特に大切。
解く順番は以下の通り「第1問→第4/5問→第3問→第2問 」がおすすめです。

比較的解きやすい第1問、第4/5問、第3問だけで80点獲得できます。
ここをほとんど解いてしまい、第2問と見直しに落ち着いて取り組む戦法です。
試験が近くなったら「簿記の時間配分と解く順番」もチェックしてみてくださいね。

試験本番に近い状態で練習する
模擬試験対策をする際は、試験本番に近い状態で練習しましょう。
理由は試験本番時に緊張してしまい、練習と同じパフォーマンスが発揮できない可能性があるから。
なので、ネット試験の場合
- PCで模擬試験を解く
- じっかり時間を図る
- 2枚のメモ用紙を活用する
- ボールペンでメモを取る
といった環境で練習する必要があります。
本番の試験環境に関しては、以下記事で解説しています。
ぜひ参考にしてください。

【Q&A】簿記2級を勉強する上でよくある質問

簿記2級を勉強する上でよくある質問に回答していきます。
最適な簿記2級の勉強法を確認したい方は「簿記2級のおすすめ勉強法⇧」を再度チェックしてみてくださいね。
まとめ:簿記2級学習は「YouTube」×「通信講座」が最強!

簿記2級学習には以下2点をかけ合わせるのが最強です。
合計してかかる費用は約3万円。
テキストや過去問を購入する必要がないので、コスパよく最高の学習環境が手に入ります。
そして何よりも大切なのが「質問環境」があるかどうか
質問環境がないと
- 行き詰まって挫折する
- 学習にムダな時間をかけてしまう
- 間違った理解のまま進めてしまう
など、大きなデメリットが生じてしまう可能性大です。
だからこそコスパの良い&無制限でできる『クレアール
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ぜひまずは資料請求
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今しておくことでスムーズに簿記学習がスタートできますよ。
簿記2級は、合格率が29%とかなりの難関資格です。
だからこそ、本記事を見てくださったあなたには、正しい勉強法で合格してほしいと思っています。
ここで紹介した勉強法は知人にも紹介しているほど自信をもっておすすめできる勉強法です。
ぜひ「簿記2級のおすすめ勉強法⇧」をチェックしていただき、気持ちよく試験に挑んじゃってください。
勉強中に悩みが出たら、本記事に戻ってチェックしてみるのがおすすめ。
「ミス対策」「時間配分」などは、学習中に出てくる悩みですからね。
全部本記事から詳細に飛べるようにしてあるので、忘れないようにブックマーク★しておくとすぐに確認できますよ。
なにか質問等あれば
- Twitter(@aion1224up)
- お問い合わせページ
からご相談ください。
簿記2級は経理転職には必須級の優良資格です。
ぜひ本記事を参考に取得を目指していただけければ幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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