簿記でありがちなミスを99%解消する方法【合格者が解説】
簿記で気をつけてるのにミスしちゃう…。
でも完璧なひとはいないし、仕方ないよね?
このように、ミスを軽視してしまっている人は要注意。
いくら簿記を学んだとしても、ミスが多ければ点数も取れず、合格につながりません。
むしろミスを放置していると、知識の増加に比例してミスも増えます。
でも安心してください。
ミスを「完全になくす」ことはできませんが「減らす」ことは可能です。
今回は、そんなミスを防ぐための対策について解説していきます。
試験本番を運頼みにしたくない方は、ぜひ最後までご覧ください。
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簿記でよくあるミス
一概に「ミス」といっても、原因は様々です。
ここでは「どんな場合にミスが起きるか?」にフォーカスを当てて解説していきます。
問題文をちゃんと読んでいない
多くの人は
- 月数を間違える
- 単位を間違える
- 解答方法に指示がある
など、問題文をちゃんと読まないからミスしてしまうケースがあります。
これは
- 緊張して焦っている
- 時間がないから読み飛ばす
- 問題に慣れてきたから
などの理由が挙げられます。
特に問題を見た瞬間「あっこれあの問題ね!OK!解ける!」と、思い込みが芽生えてしまい、先急いでしまう人は多いです。
解ける問題も、問題の読み間違いで点を落とすのはもったいないよね。
解決策としては
- 問題文を読む癖をつける
- 「できる!」と思っても、「ワナはない?」と疑ってかかる
- 問題文を指やペンでなぞりながら読む
などが非常に効果的です。
これは試験本番だけ意識しても意味がありません。
日頃の練習問題を解いているときから習慣づけることが大切です。
そうすることで、試験本番でも落ち着いて解答できますよ。
桁を間違えて解答した
「0が一個多かった。。」など、桁を間違えた経験のある方は多いはず。
私もよく同じミスをしていました。
これを防ぐためには、常にカンマ区切りで書く癖をつけてください。
“常に”というのは、学習中だけでなく日常でもという意味です。
これをするだけで、かなりのミスが防げます。
カンマ区切りで桁がわかるようになると、仕事や日常でも活かせるので丁度よいです。
数字に強くなった気にもなれるので、ぜひ取り入れてみてください。
回答欄がズレていた
テンポよく解いてると思ったら回答欄がズレていた。
簿記はもちろん、テストあるあるですよね。
ここで危険なのが、一つズレてしまうと他の回答も連鎖してズレてしまうということ。
後で築くパターンもありますが、時間の限られた簿記試験においては大きな失態です。
対策としては、1問解き終わるごとに
- 回答欄は間違ってないか
- 解答漏れはないか
など、2秒でいいのでチェックしながら解き進めてください。
この2秒に救われることは意外とあります。
落ち着いて試験を解くきっかけにもなるのでぜひ試してみてください。
下書きを読み間違える
急ぐあまり下書きを雑に書いてしまい
- これどの問題のメモだっけ、、
- 文字ぐしゃぐしゃで読めない、、
- 0と6どっち????
といった経験をしたことのある人も多いはず(私もしてました)
こんなの本末転倒も良いところですよね。
でもついついやってしまいます。
対処法としては
- メモは大きく綺麗に書く(意外とスペース使ってOK)
- 練習時から下書きを丁寧に書く
などが有効です。
口うるさくいいますが、練習時から試験本番と同じよう下書きを丁寧に書くクセをつけてください。
ボクみたいに、試験本番だけ丁寧に書こうとして焦らないでね
時間がなくて焦る
時間がなくて焦る→ミスを連発する。という可能性も、十分ありえます。
これはもはや早く解く練習をする以外ありません。
「時間に余裕ができるまで反復しなさい」
と言いたいところですが、今日から解決できる方法を紹介しておきます。
まずは解答の順番。
「配点が高く、解きやすい問題から解く」ことで、余裕をもって解答できます。
簿記3級→1→3→2
簿記2級→1→4/5→3→2
例えば第3問が解き終わった頃
「ここまでで70点は取れてそうだな。あとは落ち着いてとこう」
と安心にもつながるのでおすすめです。
次は、手が止まったら飛ばす。です。
手が止まった時点でその問題は理解しきれていません。
そこで悩んでいると
- 時間が掛かる
- 解いても間違ってる可能性がある
と、負の連鎖が生まれてしまいます。
まずは最後まで解ききること意識して、時間が余ったら飛ばした問題を解いてください。
試験時間が足りない方や時間配分についてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
電卓を打ち間違える
時々高速で電卓を打っている方もいますが、絶対ミスしちゃうのでおすすめしません。
いくら早く打てたとしても
- 打ち間違えちゃった
- あれ、正しく打てたかな、、不安だ
となれば、結局計算しなおす羽目になります。
試験本番は緊張してるから、余計不安になりますよね。
これを防ぐために、日頃からゆっくり正確に打つよう心がけてみてください。
いきなり早く打とうと思わなくてOKです。
多少スピードが落ちても、まずは正確に。余裕ができたら正確に打てる範囲でスピードを上げていけば良いですよ。
正確さの次に早さが付いてくる感覚で身に着けていこう。
簿記でミスを防ぐ方法・対策
ここまで紹介してきた「簿記でよくあるミス」を気をつけるだけで、ミスは減らせるでしょう。
とはいっても中々実践に移せない方も多いはず。
ということで、ミスを根本から防ぐ方法をご紹介します。
ミスを放置しない
簿記でミスを防ぐためには、ミスを放置しないこと
これ、できてない人めちゃくちゃ多いです。
ミスをしてしまった時「あ~ここミスった~でもちゃんと分かってるところだし、次は大丈夫っしょ」って人、いませんか?
このミス癖を直さないでいると、他の問題でも同じようなミスを繰り返すだけです。
「本番時、ミスがなければ合格できたんだ。」じゃすまされないですよね。
ミスには必ず原因があります。
例えば
- 時間がなく焦って問題の指示を見落としていた
- 回答欄がズレていた
- 電卓で計算ミスしていた
といった原因があがってくるはず。
ではなぜその状況になってしまったのか?
それを改善するためには?
のように「なぜ?なぜ?」を繰り返すことで原因を分析していきます。
その根本を解決するところまでがゴールです。
これが正しい勉強法です。
決してミスを放置せず、原因を見つけることで確実に失点を減らしていきましょう。
間違えた箇所を全てノートに書きだす
たくさん勉強していると
- 苦手な分野
- ミスしやすい箇所
など、間違う傾向も見えてくると思います。
そこで試してほしいのが間違えた個所を全てノートに書き出すこと。
要は洗い出しです。
具現化してみることで「あっ、自分ってここでよく間違えてるんだ~」と知ることができます。
これをチェックリストとして見直すことで、確実にミスを減らしていけますよ。
僕はこれを試してから、模擬試験の点数が約30点ほどアップしたよ。
簿記の本質を理解する
「ミス=注意不足」と考えがちですが、実は「理解不足」といった要因も見逃してはいけません。
- どうやって解くんだっけ?
- AとBどっちだっけ?
こうなった時点で、理解不足確定です。
この少しの迷いが、時間のロスや焦りに繋がり、ミスを誘発してしまいます。
私の講師の言葉をおいておきます。
「ミスするってことは余裕がない証拠。余裕が生まれるまで反復して理解しないと本番に対応できないよ」
ということで、合格を目指す上で、簿記の本質を理解するのは必須です。
そのための勉強法として
- テキスト
- YouTube
- 通信講座
などを「上手く使いこなすこと」が重要になってきます。
とはいっても高額な講座を受講する必要は一切ありません。
以下記事で私が簿記3級2級に90点以上で合格できた方法を紹介しています。
「絶対簿記に合格したい!」という方は、ぜひあわせてご覧ください。
ミスに完璧は望まない
ここまで様々な改善策を紹介してきましたが、それでもミスはしてしまいます。
我々は人間ですから。完璧を望まないことも大切です。
「ここまで対策したのにミスしちゃった、、」と責める必要はありません。
あくまで、ミスを減らす工夫をする。といったスタンスが大切です。
- 意外と再発してしまうミス
- 絶対にやってはいけないミス
などは意識して減らしつつ、残りの1%のミスくらいは大目に見てあげましょう。
それが心の安定的にもベストです。
でもここまでに紹介した改善策は試して、極限までミスを減らす努力はしてみてね
まとめ:ミスを減らすことは誰でもできる
簿記を学習する上で、ミスはつきものです。
だからといって放置していると、いつまでたっても減らせません。
そこで必要になってくるのが、自分がどんなミスをしているかを知ること。
そこを放置せず、ノートなどに書き出したうえで学習を続けていれば、ミスは確実に減らせます。
「人間なので、100%ミスをしない」なんてことはできませんが、減らすことは可能です。
そのための第一歩として、今日から実践してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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