簿記2級に落ちた!次受かるための対策を7つ紹介!
簿記2級に何回も落ちる…
自分は向いてないのかな
簿記2級は難しすぎて心折れかけますよね…。
でも安心してください。
簿記2級に落ちてしまう方の多くは、その原因に気づいてないだけです。
決してセンスが無い訳ではありません。
落ちる原因を理解した上で対策していけば、次はしっかり合格が狙えます。
ぜひ本記事を最後までご覧いただき、余裕を持って次の試験に挑んじゃってください。
試験に落ちたってことは、受験に至るまで勉強した証拠!合格までホントにあと一歩だから自信もってね!
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合格者からのメッセージをみる
Twitter(@aion1224up)にて数多くの合格報告をいただいています。
みなさんいつもありがとうございます。
簿記の合格証書を見る
簿記3級2級の合格証書です。
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- 大学偏差値40台
- 勉強が大の苦手
- 簿記に何度も挫折しかける
そんな私でも、簿記3級2級に合格しています。
大事なのは過去ではなく「これからどんな行動をしていくか」だと思っています。
今苦労している方も、ぜひ一緒に頑張っていきましょう。
簿記2級に関しては「簿記2級に合格する方法」で詳しく解説しています。
現代に合わせた学習法で、多くの方が高得点合格を勝ち取っている手法です。
「簿記2級が気になってる方」や「合格を目指したい方」はぜひ合わせてご覧ください。
簿記2級に落ちる人がいる事実
まず前提として、簿記2級は
- どのくらいの人が落ちているのか
- どのくらい難しいのか
この辺について軽く解説しておきます。
簿記2級の合格率は29%
まずは簿記2級の合格率を見てみましょう。
簿記2級の合格率
【統一試験の合格率(19.8%)】
回 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|
166 (2024.2) | 10,814名 | 1,356名 | 15.5% |
165 (2023.11) | 11,572名 | 1,133名 | 11.9% |
164 (2023.6) | 10,618名 | 1,788名 | 21.1% |
163 (2023.2) | 12,033名 | 2,983名 | 24.8% |
162 (2022.11) | 15,570名 | 3,257名 | 20.9% |
161 (2022.6) | 13,118名 | 3,524名 | 26.9% |
160 (2022.2) | 17,448名 | 3,057名 | 17.5% |
【ネット試験の合格率(39.2%)】
期間 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 | |
---|---|---|---|---|
2023.4~ 2024.3 | 119,016名 | 41,912名 | 35.2% | |
2022.4~ 2023.3 | 105,289名 | 39,076名 | 37.1% | |
2021.4~ 2022.3 | 106,833名 | 40,713名 | 38.1% | |
2020.12~ 2021.3 | 29,043名 | 13,525名 | 46.6% |
表の通り、直近2年間の簿記2級合格率を平均すると「28%」
つまり、受験者の1/4しか合格していないことがわかります。
それだけ簿記2級が難しいってことだね
簿記2級は難しくなっている
実は近年、簿記2級の難易度は上がっています。
例えば
- 連結会計
- 税効果会計
といった「以前簿記1級の範囲だった部分」が簿記2級に繰り上がってきたこと。
これにより簿記2級の難易度は一気に上がりました。
今や試験の難所として話題になるほどの分野です(めっちゃ難しいです)
そして2020年12月より試験時間が120分→90分に変更されました。
これにより「簿記2級の試験時間が足りない!!」といった声が続出しています。
実際私も、試験時間内に解答するのが一番の課題と言っても良いほど苦労しました。
つまり3年以上前に合格した人が「簿記2級は簡単」といっていたら、それは気にしなくても大丈夫ですよ。
ただ今の試験が難しいことに変わりはないから、しっかりした対策が必要だよ
簿記2級に落ちた人へ伝えたいこと
簿記2級に落ちた方は、自信をなくしている方もいるはずです。
そんな方に次は自信を持って試験に挑んでもらえるよう、3つのことをお伝えします。
落ちた回数は気にしなくていい
簿記2級に何度落ちても気にしなくて大丈夫です。
実際に簿記2級に何回も落ちる方はいらっしゃいます。
簿記2級に何度も落ちている方の声
もし何度も落ちている方は「自分だけなんだ…」と気にする必要はありません。
しかも履歴書等に落ちた回数は書きません。
何回目で合格しても資格の価値は同じです。
過去の落ちた回数よりも「次で絶対合格する気持ち」を大切にしちゃいましょう。
合格者の声は気にしなくていい
よく合格発表後は、SNS上で「合格報告」が流れます。
自分が落ちてしまった場合、合格報告にばかり目が行ってしまい「みんな合格してるなあ」とショックを受けることもあるでしょう。
でも、一度冷静に考え直してください。
繰り返しになりますが、受験者の3/4は落ちています。
目の前の情報を見て、落ち込まないよう気をつけてください。
気持ちは分かりますが、とにかく気にしないことが大切。
時々「2級簡単だった」って聞くけど
・経理等で会計知識がある
・投資や経営で前提知識がある
・地頭がよすぎる
こんな人が発言してるから気にしなくて大丈夫
次の試験まで気を抜かない
記事を読んでくれてる方の中には
- 試験には落ちたけど、あと数点で合格できたんだ!
- 運が良ければ合格できた!
と、惜しくも不合格だった方はいるはずです。
しかし意外とココが落とし穴だったりします。
理由は「中途半端に勉強してしまい、連続で不合格になる方が多いから」です。
- もう一度苦手な問題がでたらどうしよう、、
- 勉強不足で忘れてたらどうしよう、、
こういった方は、次の試験も不安でいっぱいです。
せっかくなら「しっかり準備したし合格は絶対!あとは高得点取ってTwitterで自慢するぞ!」くらいの気持ちでいきたいですよね。
ぜひ後一踏ん張り。気を抜かずに頑張ってみてください。
簿記2級に落ちてしまう原因と対策
簿記2級に落ちてしまう原因と対策について解説していきます。
一つでも当てはまった方は、しっかりと改善していきましょう。
簿記3級が身についていない
簿記2級は簿記3級という土台があってこそ学習できる資格です。
しかし、そもそも簿記3級の知識が身についていない方はいらっしゃいます。
例えば
- 簿記3級にマグレで合格してしまった
- 簿記3級受かったけどほぼ暗記だった
- そもそも簿記3級受けてない
こんな方は要注意。
ぜひ一度、3級の問題を解いてみて「基礎が理解できているか」を確かめてみてください。
目安は最低でも8~9割正解&理解できるようになるまで!
ネット試験で受けていない
ネット試験で受けていないのも、落ちてしまう一つの要因です。
もう一度、試験の合格率をご覧ください。
簿記2級の合格率
【統一試験の合格率(19.8%)】
回 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|
166 (2024.2) | 10,814名 | 1,356名 | 15.5% |
165 (2023.11) | 11,572名 | 1,133名 | 11.9% |
164 (2023.6) | 10,618名 | 1,788名 | 21.1% |
163 (2023.2) | 12,033名 | 2,983名 | 24.8% |
162 (2022.11) | 15,570名 | 3,257名 | 20.9% |
161 (2022.6) | 13,118名 | 3,524名 | 26.9% |
160 (2022.2) | 17,448名 | 3,057名 | 17.5% |
【ネット試験の合格率(39.2%)】
期間 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 | |
---|---|---|---|---|
2023.4~ 2024.3 | 119,016名 | 41,912名 | 35.2% | |
2022.4~ 2023.3 | 105,289名 | 39,076名 | 37.1% | |
2021.4~ 2022.3 | 106,833名 | 40,713名 | 38.1% | |
2020.12~ 2021.3 | 29,043名 | 13,525名 | 46.6% |
ご覧の通り、統一試験(ペーパー)よりもネット試験の方が合格率が高いです。
理由はネット試験のほうが問題ないようが安定しているからですね。
一方統一試験の方は、イレギュラーな問題が多く難易度は高めです。
今回統一試験で受けてしまった方は、ぜひネット試験でチャレンジしてみてください。
ネット試験と統一試験の違いを見る
- 統一試験(紙で解答する試験)
- ネット試験(パソコンで解答する試験)
統一試験 | ネット試験 | |
---|---|---|
試験日 | 2月、6月、11月 | いつでも |
試験時間 | 3級:60分 2級:90分 1級:180分 | 3級:60分 2級:90分 |
試験会場 | 商工会議所 or 指定会場 | テストセンター |
試験方式 | 紙で解答 | パソコンで解答 |
試験問題 | 受験者全員が同じ | 受験者ごとに異なる |
受講料 | 3級:2,850円 2級:4,720円 | 3級:2,850円 2級:4,720円 (別途事務手数料として550円必要) |
合格発表 | 2~3週間後に郵送でわかる | 試験終了後、その場でわかる |
筆記用具 | 持込可 | 持込禁止 テストセンターに用意されている |
ネット試験は簡単な分評価も悪い?
ネット試験でも立派な簿記合格者として認められます。
ときどき「ネット試験のほうが簡単だし取っても意味ない」という方がいますが、、
安心してください。
商工会議所では、ネット試験も統一試験も同様合格者として認めています。
履歴書にも「日本商工会議所簿記検定試験〇級」と記載できるので大丈夫ですよ。
そもそもネット試験でも落ちちゃった人は?
ネット試験で受けても落ちた人は、それ以外の部分に原因があります。
ぜひこのまま読み進めてみてください。
そもそもネット試験の感覚は掴めているのでムダにはなってないはずですよ。
過去問を解いてしまう
過去問を解いてしまうのも、不合格になる要因の一つです。
基本的に「試験前の対策=過去問」といったイメージがありますが、簿記はちがいます。
正確には「簿記の”ネット試験”の場合はちがう」という方が正しいです。
先程「受験するなら難易度の低いネット試験がおすすめ⇧」というお話をしましたが、、
ネット試験と過去問(統一試験)は問題の出題パターンがかなりちがいます。
そしてネット試験の場合、回答手段がPCなので過去問で対策すると試験本番時のギャップにやられます。
つまり過去問はネット試験の対策としてはあまりよろしくないということです。
そのかわりに、ネット試験ベースで用意された模擬問題を利用するのがおすすめ。
これならネット試験とほぼ同じ環境・難易度で練習できます。
ぜひ過去問を使っていた方は、模擬試験問題を解くことをおすすめします。
おすすめの模擬問題を見る
全10回分の模擬問題が用意されています。
ミスをしてしまう
ミスが原因で落ちる方も非常に多いです。
「あ~!あと2点で合格できたのにー!あそこミスしなければ…」
こんな方をたくさんみてきました。
よくあるミスとしては
- 問題文をちゃんと読んでいない
- 桁を間違えて解答した
- 回答欄がズレていた
- 下書きを読み間違える
- 時間がなくて焦る
- 電卓を打ち間違える
などが挙げられます。
試験本番は緊張して焦りがちなので、ミスも起きやすいです。
僕の講師が言ってた言葉だけど「ミスするってことはまだ余裕がない証拠。反復学習が足りません。現状に満足しないで勉強すしよう」これ結構響きました
ミスが怖い方はぜひ以下4点を意識してみてください。
- メモは丁寧に書く(特に0と6の見間違えに注意)
- 問題文の重要ワードはメモしておく
- ミスがないよう日頃から反復学習する
- 模擬試験でも、10分以上の見直しができるよう調整する
他にも色んなミス対処法があるので、詳しくは「簿記でありがちなミスを99%解消する方法」をご覧ください。
試験時間に余裕がない
試験時間に余裕がなくて落ちてしまう方も多いです。
「練習の時は大丈夫だったのに、本番緊張して最後まで解けなかった…」といった方もいるでしょう。
特に最近は、試験時間に悩む方が続出しています。
その理由は以下3点。
- 過去問、模擬試験では解けてたから大丈夫と慢心した
- 本番で緊張してコンディションが出せなかった
- 2級の試験時間が120分→90分に短縮された(2021.6より)
特にここ1,2年は試験時間の変更により、多くの受験者が苦しんでいます。
今まで以上に効率的な解答力が求められますね。
対策としては
- 電卓の打ち方を見直す
- 時間配分を覚える
- メモを効率的に取る
- 模擬試験で常に余裕を持つ
などが効果的です。
詳しい対策や時間配分に関しては「簿記2級の試験時間を確保する方法」で解説しています。
わからないところを放置している
簿記2級に落ちる人は
- 考えても分からなかった
- 考えるのが面倒
- たまたま問題が合ってたからわかった気になっていた
- 質問できる人がいない
と、分からない点を放置している人が多いです。
仕訳がわからないと決算問題は解けませんよね。
つまり基礎を放置しておくと後で詰まるのがオチです。
まずは「分からないところは放置しない」ところから始めましょう。
ここを意識するだけで試験本番時の安定感が全然ちがいます。
自分で考えてもわからないところはわからないので、知識のある人に質問するのが一番効率的です。
ボクも「数日悩んで分からなかった部分を、質問したら数分で解決した」みたいなことを何度も経験しているよ
「わからない部分を質問できる人がいない!という方はクレアール の受講がおすすめ。
通信講座では珍しい「無制限で質問可能」といったサポートを用意しており、現在人気急上昇中のスクールです。
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次も試験に落ちたくない方は、まずは請求だけでもしてみることをオススメします(受講を考えるのはそのあとでもOK)
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他の通信講座が気になる方は「簿記のおすすめ通信講座10選」を参考にしてください。
昔ながらの勉強法を取り入れてしまっている
根本として、昔ながらの勉強法を取り入れてしまっていている方の不合格率は非常に高いです。
昔ながらの勉強法というのは
- まずはテキストを購入して…
- とりあえずスクールに通えばOK
みたいな、ネットで調べたらよくありがちな勉強法のことを指します。
以前はそれでもOKでしたが、今は
- 試験難易度が上がっている
- 新しい学習コンテンツが充実している
など、現代に合わせた勉強法を取り入れていく必要があります。
その正しい勉強法というのが以下2つを掛け合わせる手法。
- 質の良いインプット教材
→YouTube(無料) - いつでも質問できる環境
→通信スクール(低価格)
実際にこの手法で高得点合格している方をたくさんみてきました。
合格者の声
クレアール は先程紹介した「質問するのに最適な通信講座」ですね。
試験で確実に合格したいからは、今からでも遅くありません。
ぜひ以下記事を参考に、現代に最適な勉強法を取り入れてみてください。
合格だけでなく、高得点を狙って試験に臨めると思いますよ。
まとめ:簿記2級に何度落ちても次は合格できます!
簿記2級に落ちてしまった方も、次は合格できます。
試験まで受けてる時点で「どこに落ちた原因があるか」は見つけられる状態にあるはずです。
本記事の「落ちる原因と対策」と照らし合わせつつ、当てはまりそうな箇所を修正してみて下さい。
次絶対に確実合格するためにも、中途半端ではなく、すべての項目をカバーしておくことをおすすめします。
もし「そもそも基礎がなってないな〜」と感じた方は、ぜひ勉強法から取り入れてみてください。
現代にあった正しい勉強法を取り入れることで、自信を持って試験に臨めますよ。
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