経理の仕事についていけない時の対処法を経理部員が徹底解説!
経理の仕事が難しすぎる…。
もう辞めようかな
私も入社したばかりの頃は、用語の意味もわからず苦労しました。
特に繁忙期は大変で、同期にも「ついていけない」と嘆いている人さえいます。
ですが、対処法をしっかり実践していけば大丈夫。
本記事では、現役経理部員の私が「経理の仕事についていけないときの対処法⇩」について解説します。
実際に経験があるからこそ紹介できる対処法は多いです。
本記事を読めば、経理の仕事へのストレスが激減しますよ。
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- 大学偏差値40台
- 書類選考に数十社連続落ち
- 新卒で入った会社を1年でクビに
こんな私でも、未経験の経理転職に成功しています。
大事なのは過去ではなく「これからどんな行動をしていくか」だと思ってます。
数年後「あのとき頑張ってよかった!」と思えるよう、今苦労している方もぜひ一緒に頑張っていきましょう。
最初は経理の仕事についていくのが大変
経理の仕事は専門用語も多くて、ついていくのが大変ですよね。
特に最初は、
- 会計ソフト
- Excelの処理
- ミスしたときの対応
など、ついていくだけで精一杯。
1年目は覚えていくだけでも難しいので、痛いほど気持ちがわかります。
ちなみに、ネット上にもついていけずに苦労している人がたくさんいました。
経理についていけず悩んでいる人
経理を始めて1ヶ月半。
メモを活用して繰り返し行っている処理はできるようになったが、イレギュラーなことはまだあやふや。
半月後に教えてくれる人が退職して、同じ業務をする人がいなくて絶望してる。
辞めたいけど、無責任なことはできないから辞められない
教えて!goo
みんな似た悩みを抱えていますね。
だから、今ついていけないと感じている方も、そこまで気に病む必要はありませんよ。
経理の仕事についていけない理由
「経理の仕事についていけない」と感じる理由は以下3つ。
経理は覚えることが多い
経理の仕事についていけないと感じる最大の理由は、覚えることが多いから。
経理は専門分野であり、会計の知識がないと仕事になりません。
だからこそ、焦りとプレッシャーに押しつぶされそうな人も多くいます。
とくに最初は、一度も聞いたことのない会計用語が飛び交う環境なのでストレスも強いです。
毎日が覚えることの連続で、打ちのめされやすい傾向にあります。
慣れればルーティンワークになるので、少しずつ慣れていきましょう。
ぼくも1年経ってようやく慣れてきたよ…
覚えるのは会計だけじゃない
経理で覚えるべきことは会計の知識だけではありません。
私が経理の仕事をする前は「経理=会計」というイメージでした。
事実ではあるものの、会計の知識だけで経理は務まりません。
具体的には、
- 業務の効率化
- システムの活用
- 給与や社会保険の知識
なども必要です。
とくに中小企業は規模が小さいので、総務や人事なども兼業することがあります。
想像以上に覚えることがあって、ついていけないと感じる方が多いですね。
ぼくも最初は中小企業の経理だったから
会計以外の仕事もたくさん覚える必要があったよ…。
最初はミスをたくさんする
経理部員になりたての方は、最初はミスをたくさんします。
経理は意外とミスする場面が多いんです。
具体例を挙げると
- 入力ミス
- 二重のミス
- 書類の紛失
などがあります。
ミスをすると、上司からつつかれて、メンタル的にもきつくなりますよね。
しかも対応に時間を取られて、文字通り「ついていけない」と感じてしまいがちです。
しかし、対処法を知っていれば落ち着いて対応できます。
具体的な対処法は以下のとおり。
- 整理整頓を心がける
- 事前準備を徹底する
- 業務を効率化する
- セルフチェックを怠らない
もっと詳しく知りたい方は「とんでもないミスをしたときの対処法」で解説しています。
ミスをした経験がある方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
経理の仕事についていけないときの対処法
経理についていけない…。
私には向いてないのかな
大丈夫です。
経理部員の多くが「仕事についていけない」と感じる瞬間を経験しています。
でも具体的な対処法を知っていれば、なにも怖くありません。
経理の仕事についていけないときの対処法は以下4つ。
簿記会計を学ぶ
経理の仕事についていけないときの1番の対処法は、簿記会計を学ぶこと。
経理は会社のお金を数字で表現する仕事です。
「会計の仕組みや勘定科目がわからない」という人は、まず簿記から学んでみてください。
事実として「簿記の勉強」と「経理の実務」は結びつくところが多いです。
だから、
- 簿記を学んでるとき→実務を想像しながら学べる
- 実務をしているとき→簿記の知識が活かせる
となり、双方に良いところがあります。
少しずつでもいいので、簿記に触れておくことが大切です。
簿記に触れているうちに「これはこういう意味だったのか!」と理解できるようになりますよ。
簿記に関しては、別サイト『簿記屋さん』で詳しく解説しています。
簿記の詳細や学習法について徹底解説しているので、ぜひ合わせてご覧ください。
Excelの勉強をする
Excelの勉強をするのも、仕事についていくために重要なスキルです。
Excelでは業務効率化が学べるので、無駄な時間が減って早く帰れるようになります。
大手だと比較的余裕がありますが
- 資金が足りず人員を削減している
- 自動化のシステムが整っていない
- 経理以外も兼任する必要がある
などの理由で、効率化は必須です。
特にベンチャーや中小企業だと、会計システムが整備されておらず、激務になりがち。
最初は時間がなくて、バタバタすることも多いので実用性がありますよ。
しかも、Excelは短期間でスキルが身につくのがメリットです。
経理部員になって間もない人にオススメできます。
上司にコツを聞いてみる
思い切って上司にコツを聞いてみるのも1つの方法です。
1人で解決しようとする姿勢も大事ですが、経験者に悩みを話すことで心は軽くなります。
ただし、あくまで「上司ならどうするか」と、上司目線で聞くことがポイントです。
聞かれた側も自分目線で伝えられるため、気持ちよく教えてくれます。
上司も新人の頃は通ってきた道です。
自分では決して思いつかない意外な視点で、アドバイスが貰えることもありますよ。
職場環境を変えてみる
状況によっては、職場環境を変えてみるのが大切です。
「覚えることが多い」という充実した大変さであれば、先程紹介した
といった対策で解決できます。
しかし、
- 無視されることがある
- 質問しても回答してくれない
- 上司が威圧的でいつも怒ってくる
などの場合は、経理以前に職場の問題です。
職場環境が悪い場合は、ガラッと変えるほうが自分のためになります。
環境を変える手段として、ぜひ転職も視野に入れてみてくださいね。
環境を変えたい人はぜひこのまま読み進めてね
仕事についていけなくても、我慢しすぎる必要はない
仕事についていけない方も、半年〜1年も経てば慣れてくることが多いです。
だから少しは我慢してみると、その後の世界に光が見えてくるかもしれません。
ただ「職場環境を変えてみる⇧」でも解説した通り、社内や上司に問題があるなら我慢は不要です。
仮にあなたが成長したとしても、また新たな問題が発生します。
そんな環境に我慢してい続けても、1つしかないアナタの体が壊れるだけ。
そんなときは、思い切って転職活動から始めてみましょう。
ちなみに、経験者で転職するなら、エージェントの活用が必須です。
あなたの希望にマッチした求人を紹介してくれますよ。
ただし、年代や希望する場所によって使うべきエージェントは変わります。
詳しくは「筆者も活用した転職活動エージェント」で解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
【まとめ】経理についていけないと感じたらしっかり対処しよう
経理についていけないと感じたら、しっかり対処しましょう。
私も重い腰をあげて、できるところから対処したからこそ、良い環境で経理の仕事をこなせています。
ついていくのが精一杯な時期だとは思いますが、1つ1つこなしていけば大丈夫です。
どうしてもこの環境では無理だと感じたら、転職も視野に入れてみてくださいね。
ちなみに、経験者が転職をするなら、エージェントの活用が必須です。
人によっておすすめのエージェント先が変わるので、気になる方は以下の記事を参考にしてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
本サイト『経理屋さん』では、経理で楽しく働くための情報を発信しています。
よければ他の記事も参考にし、楽しい経理ライフを送るための判断材料にしてください。
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