経理の志望動機の書き方は?経験者/未経験/新卒ごとに例文付きで解説!
経理の志望動機ってどうかけばいいの?
例文がないとイメージできなくて…。
志望動機は経理転職において欠かせないアピール材料の一つ。
でも「短い文章の中で何を盛り込めばよいかわからない」という方はいるはずです。
ということで本記事では、志望動機に絶対必要な項目を例文付きで解説していきます。
例文に関しては
と、タイプ別に紹介していくので自身にあった部分を参考にしてください。
また、志望動機は自分で作るだけでは視点が狭くなり不完全です。
書類選考の通過率を上げたい方は「採用担当に響く志望動機を完成させる方法⇩」も必ず合わせてご覧ください。
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大事なのは過去ではなく「これからどんな行動をしていくか」だと思ってます。
数年後「あのとき頑張ってよかった!」と思えるよう、今苦労している方もぜひ一緒に頑張っていきましょう。
【前提】経理の志望動機の書き方
経理の志望動機を書く際は、以下3つの要素を盛り込んでください。
志望理由
まずは志望理由から書き始めましょう。
「なぜこの企業で働きたいのか」「なぜ経理で働きたいのか」を簡潔に伝えます。
書く内容は、企業のホームページ等に書いてある
- 経営理念
- 事業内容
- 求める人物像
などを盛り込むのがポイントです。
これをするだけで、採用担当に熱意が伝わります。
また、経理経験がない方は「なぜ経理で働きたいのか」が超重要。
採用担当が「この人なら経理でもやっていけそう」と安心してもらえるような裏付けが必要です。
専門用語や取引内容などを交えつつ、具体的に書くのがポイントだよ
具体的なエピソード
次は、その志望理由に至った具体的なエピソードを書きましょう。
例えば
- その企業を知ったきっかけ
- その企業に興味を持ったきっかけ
- 自分の価値観と企業の理念がマッチしたこと
などを具体的に盛り込むことで、志望動機の説得力が一気に増します。
イメージがつかない方は「例文⇩」を参考にしてください。
そのためには、応募企業や経理についてしっかり知っておくことが大切だよ
入社後の意気込み
最後は入社後の意気込みで締めてください。
盛り込む内容は
- 今までの経験やスキルを活かし、どう企業に貢献していくか。
- 入社後にどんなポジションで働いていくか(具体的な名称があるとGood)
などがおすすめです。
未経験や新卒の場合は、
- PC操作、効率化
- 会計関連
- 業務の管理
- 数字の管理
など、経理に少しでも関連する経験がないかを探してみましょう。
採用担当にあなたが入社した際のイメージを膨らませてあげるのが大事だよ
【タイプ別】経理の志望動機の例文
ここからは、タイプ別に経理の志望動機の例文を紹介していきます。
経理経験者向け
経理経験者の場合、即戦力が必要とされます。
なので必ず「スキル」や「経験したこと」を盛り込みましょう。
また業界によって、アピールポイントは変えていくことがおすすめ。
- 同じ業界→その企業を選んだ理由
- 違う業界→その業界を選んだ理由
どちらも具体的なストーリーを織り交ぜて説明できると効果的です。
【志望動機 例文1】
より規模の大きな仕事に携わりたいと思い、貴社を志望しました。
現在はベンチャー企業で一人経理として働いております。最初は二人体制で進めていた経理業務でしたが、経験を積むことで幅広く仕事を任せられるようになりました。今の会社規模ではなく、もっと大きな企業経理に携わりたいという思いから、現在は簿記1級の勉強にも励んでいます。
現職の幅広く業務を行える視点と、会計知識を活かしつつ、入社後はグループ会社の連結会計にも携われるよう、貴社に貢献していきたいと思っております。
【志望動機 例文2】
英語力を活かし、グローバルに活躍していきたいと思い、貴社を志望しました。
前職では、食品メーカーの小規模チームの経理部長を担当しておりました。当時、海外進出の話が上がったのをきっかけに、U.S.CPAの勉強を開始。結局海外進出には至りませんでしたが、グローバルに活かせる会計に興味を持ち、現在も英語とともに学習を続けております。
前職の経理部長としての管理能力と、身につけた語学・会計知識を活かしつつ、今後海外進出に力を入れる貴社に貢献していきたいと思っております。
経理未経験者向け
未経験者は「なぜ経理?」が一番重要視されます。
採用担当は、あなたが「経理に入社したけどやっぱ合わなかった」とやめられてしまうのを避けたいからです。
なので経理になりたいと思った理由は必ず伝えましょう。
- 経理に興味を持った背景
- 経理に関連しそうな業務経験
などを盛り込むのがポイントです。
【志望動機 例文1】
貴社の「商品を通じてコスト削減を実現する」といった方針に共感し、志望いたしました。
前職では部品営業をしており、商品の導入効果を表すことで得られるコスト削減率を、数字を用いて説明しておりました。次第に正確な数値や損益分岐点を追い求めるようになり、簿記の学習を開始。知識が増えると同時に、売上やコストを数字で管理できる経理に興味を持ち始めました。
営業で身につけた「コミュニケーション能力」と「コスト管理能力」を活かし、貴社の予算管理やコスト削減を会計視点から提案することで貢献していきたいと思っております。
【志望動機 例文2】
現職ではIT企業の総務として働いており、給与や売上などの数字に触れていく中で、会社全体を数字で管理できる経理に興味をもつようになりました。
独学で簿記3級に合格後、会計の面白さに気づき、現在は簿記2級の取得に励んでいる最中です。また、貴社の社訓にある「商業的合理性の追求」という言葉にも感銘を受けました。
現職で身につけたITスキルで業務の効率化を図り、貴社のコスト削減にも貢献していきたいと思っております。
ほかの転職方法に関しては、別記事『未経験から経理になる方法』でより詳しく解説しています。
気になる方はぜひこちらもあわせてご覧下さい。
新卒から経理を目指す方向け
新卒も未経験と同様「なぜ経理なのか」を明確に示してあげるのが大切です。
アルバイトや学生時代の経験から、経理に興味を持った背景を説明してあげましょう。
また、簿記などを取得していると意欲のアピールにもなります。
「勉強中」でも構わないので、少しでも採用担当に経理の熱意をアピールしちゃいましょう。
【志望動機 例文】
お金の管理を任される仕事に就きたいと考え、経理職を志望しました。
私は学生時代に飲食店でアルバイトをしており、主にレジやお金の管理をしておりました。バイトリーダーになってからは、お金の過不足を出したこともなく、店長からも「管理が得意で助かってる」と太鼓判をいただき嬉しかったのを覚えています。この経験を、現金だけでなく、会社全体を数字で管理していきたいという思いから、経理職に付きたいとずっと考えておりました。
また、貴社の「ご要望にあった魅力的なサービスを提供する」という経営理念に深く共感し、志願させていただいた次第です。現在は簿記2級の勉強も始めており、少しでも貴社の経営に貢献できればと考えております。
選考通過率を上げる志望動機を作る方法
ここまで読んで
- 自分には例文のような経歴はない…
- 自分ごとになると中々書けない…
と悩んでしまう方もいるはずです。
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【まとめ】経理の志望動機は人によって書き方が違う
経理の志望動機は人によって書くべきポイントが異なります。
例えば
- 経験者→経理経験や実績をアピール
- 未経験者→「なぜ経理?」を明確に&前職の経験を経理と絡める
- 新卒→「なぜ経理?」を明確に&資格アピールで熱意を伝える
などなど、企業が何を望んでいて、自分が何をアピールできるかを考えることが大切です。
また、採用担当に刺さりやすい志望動機を作りたい方は転職エージェントに相談してみてください。
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