経理が忙しすぎる!激務から脱却する方法を経理部員が教えます!
経理やってるけど忙しすぎてムリ…
でも経理ってそういうもんだよね
正直、経理は忙しいですよね(特に繁忙期)
しかし、周りの経理部員に声を聞くと
- 毎日残業
- 繁忙期は残業。それ以外は暇
- いつでも定時帰りで楽チン
など、人によって忙しさは異なります。
つまり、経理の忙しさは自分次第で改善できるということです。
そして職種上、ラクな業務が実現しやすいのも経理の特徴になります。
私も調整できたおかげで、月残業30時間→0時間を実現しました。
本記事ではそんな私の経験を元に「経理の忙しさを改善する方法⇩」も解説していきます。
経理が忙しくて悩んでる方は、ぜひ最後までご覧ください。
本記事を最後まで読めば、忙しい経理業務も一気に改善できますよ。
経理ってなに?という方へ
経理とは「経営管理」の略で、会社の活動を数字で表すことを指します。
つまり、お金を管理する仕事のことです。
基本的にはデスクに座った作業がメインになります。
詳しく知りたい方は『経理とはどんな仕事?』をご覧ください。
- 未経験の経理転職で3社内定
- 多くの相談者が経理転職に成功
- 経理部員として楽しく働いている
- 10社以上の転職エージェント活用
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転職成功者からのメッセージをみる
Twitter(@aion1224up)にて数多くの転職成功報告をいただいています。
みなさんいつもありがとうございます。
経理の内定通知メールをみる
3社からいただいた経理の内定通知メールです。
私の過去の悲惨な経歴を見る
- 大学偏差値40台
- 書類選考に数十社連続落ち
- 新卒で入った会社を1年でクビに
こんな私でも、未経験の経理転職に成功しています。
大事なのは過去ではなく「これからどんな行動をしていくか」だと思ってます。
数年後「あのとき頑張ってよかった!」と思えるよう、今苦労している方もぜひ一緒に頑張っていきましょう。
「これから経理を目指したい!」という方は、ぜひ『未経験から経理になる方法』も合わせてご覧ください。
実際に経理未経験から3社内定を頂いた方法を解説しています。
経理の仕事は忙しい?→場合による
まず、経理の仕事はほんとに忙しいのか。
ネット上の声を集めてみました。
ネット上の声
これを見ると
- 残業まったくなし
- 残業160時間/月
など、かなり人によってバラバラですよね。
ではなぜ同じ経理なのにここまで差が出てしまうのか。
それを以下3点に分けて解説していきます。
時期によっては忙しい
経理は時期によって忙しさが変わります。
経理が特に忙しいのは、
- 4月(年次決算)
- 7,10,1月(四半期決算)
- 12月(年末調整)
- 月初(月次決算)
などが挙げられますね。
※3月決算会社の場合
特に4月の年次決算は一番忙しいです。
ここをいかに時間短縮できるかで、人生のQOLが変わるレベル。
だいたい「経理の繁忙期=年次決算期(4月)」と思ってもらえればOKです。
忙しい時期がはっきりしているのが経理の良いところでもあります。
基本的に経理部員に話を聞くと皆「決算期は忙しいね~」と口を揃えていってるね
逆に、経理には暇な時期(閑散期)も存在します。
気になる方は『経理が暇な時期(閑散期)の過ごし方』もあわせてご覧ください。
人によっては忙しい
経理は同じ会社内でも、人によって忙しさが異なります。
- 担当する業務内容
- 自身のスキルレベル
担当する業務内容
まず経理は、担当する業務内容によって忙しさが違います。
同じ経理部員なのに
- Aさん→いつも定時帰り
- Bさん→毎日残業してバタバタしている
すこし極端ですが、全然ありえる構図です。
基本的には仕事の難易度が忙しさを決める1つの要因になります。
例えば
- 連結会計
- CF計算書作成
- 税務関連
- 組織経営関連処理
などは、難易度が高い分どうしても時間がかかってしまいますよね。
逆に仕事内容が「仕訳入力だけ。決算は任されてない」という方は、比較的定時で帰られる方が多いです。
結構同じ会社でも差はありがちだね
自身のスキルレベル
忙しさを決める要因は、その人の持つスキルレベルにも左右されます。
例えば
- 作業効率が悪い
- 会計知識が足りない
- ミスをよくする
これだと、時間がかかるのは一目瞭然ですよね。
逆に効率化等が得意な方は、通常60分かかる業務が1分で済むケースもよくある話。
このくらいスキルレベルによって忙しさは変わりますし、残業時間にも直結します。
私は効率化を徹底しているおかげで、残業30時間→0時間を実現して定時帰りしてるよ
会社によっては忙しい
経理は会社によっても忙しさが変わります。
例えばベンチャー企業などは
- 一人で経理を担当する
- 経理以外の業務も担当する
- 自動化のシステムが整っていない
といった理由から、バタバタするケースが多いです。
ちなみに、ベンチャー経理部員で「定時帰り」という方は見たことがありません。
また上司が
- 残業=エライと思ってる
- ギリギリまで業務を振ってこない
- 細かいところまで指摘してくる
こういった会社だと、仕事の効率も悪くなり「基本は残業」といった働き方も珍しくないですね。
正直、いくら自分に能力があっても、会社次第では忙しさは避けられないのが現実です。
だから会社選びってホントに大事なんだ
経理は激務ではなく、基本はホワイトな職種
実は経理は激務ではなく、基本ホワイトが成立する職種なんです。
今「え?」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
でも、これにはしっかりと理由があります。
経理は
- 顧客がいないから突発的な仕事がほぼない(ノルマなし)
- システムの自動化が進んでいる(単純作業が減っている)
- 閑散期が存在する(調整できる)
このように働き方がある程度決まっており、ホワイトが成立しやすくなっているんです。
そして残業ゼロという経理部員もたくさんいます。これが事実です。
逆に考えてみてください。
営業 | ノルマがあり、基本どこへいっても残業は普通 |
建設業 | 出退勤時間の記録があいまいで、サービス残業が基本 |
サービス業 | スキルアップしても任される業務が増えるだけで激務 |
このように、どこへいっても忙しいのが基本な業界・業種ってありますよね…。
これだと自分次第ではどうにでもなりません。
その分経理は、行動次第でホワイトな環境で働けます。
つまり「今は忙しい!」という人でも十分希望があるということです。
- 他の業種と比べてみる
- 経理業務の構造を理解する
これだけでも「経理=忙しい」という概念は変わってきます。
経理の忙しさに不満のある方は、これから紹介する「忙しさを改善する方法⇩」をぜひ参考にしてくださいね。
経理は自分次第で忙しさも調整できるよ!
経理の忙しさを改善する3つの方法
今「いやウチの経理は忙しいんだよ…」と思ってる方もいらっしゃるかと思います。
そんな方へ、忙しさを改善する3つの方法を紹介します。
自分のスキルを身につける
まずは自分のスキルを身につけましょう。
特に「社内で自分だけが忙しい」という方は、スキル不足である可能性が高いです。
経理で重要なスキルとなる以下2点をぜひ習得してみてください。
- PCスキル(Excel)
- 簿記
PCスキル(Excel)
PCスキル。特にExcelの
- ショートカット
- 関数
- マクロ
などを身につけることで、作業効率が倍増します。
時には「60分かかってた作業が1分で終わる」なんてこともよくある話(体験談)。
ちなみに私の先輩経理部員は、月残業30時間くらいです。
私も与えられた仕事をそのまま実践しているだけでは、おそらく月20時間以上は残業してたと思います。
でも、PCを使った効率化が実現できてるおかげで毎日定時帰りを実現中。
おかげで「仕事が忙しくて帰れない」と思ったことは一度もありません。
そのくらいPCスキルは重要です。
もしPCスキルを身につけたい方は、YouTubeの金子さんの動画がおすすめです。
PC操作全般を、無駄なくシンプル、それでいて初心者目線で丁寧に解説してくれます。
初心者〜上級者まで、幅広く解説してくれているので、自分のレベルに合わせてチェックしてみてください。
簿記
簿記は経理の代表格ともいえる必須スキルです。
実務と結びつく部分が多く、知識があるだけで
- 悩む時間
- 上司に質問する時間
が一気に短縮されます。
私も実務を進めるごとに「簿記学んでてよかった」と心から感じる瞬間がありました。
実務はもちろん、経理の知識レベルの証明にもなるのが簿記です。
もし取得していない方は、ぜひ簿記2級を目安に目指してみてくださいね。
簿記に関しては、別サイト『簿記屋さん』で詳しく解説しています。
簿記の詳細や学習法について徹底解説しているので、ぜひ合わせてご覧ください。
自己スキルはこのあと紹介する対処法にもつながってくるよ
上司に相談する
「明らかに自分だけ業務量が多い or 難しい」という方は、上司に相談するのも一つの手です。
忙しさが日常になっていると、加えてどんどん仕事を振られてしまいますからね…。
相談の際は、
- 担当業務の内容
- 他の経理部員との労働時間の違い
などを伝えてみるだけで、検討してもらえる可能性も十分ありえます(意外と効果ある)
「聞かれるまで気づかなかった」といった状況も十分ありえるので、不満のある方はぜひ相談してみてくださいね。
自分の身は自分で守ろう。身体を壊すまで無理しないでね
忙しくない会社に転職する
忙しくない会社に転職する。
正直コレがすべてを解決してくれます。
どれだけスキルがあって、上司に相談できたとしても
- 聞き入れてもらえない
- そもそも人員不足で難しい
と、自分だけではどうしようもない場面はありますからね。
特にこういった会社は、いつまで経っても環境は変わりません。
会社の状態を変えられないのなら、自分から環境の良い職場へうつるだけです。
むしろ今までの経理経験が、転職時に大きな武器に繋がります。
そして経験を活かしてレベルの高い企業へ転職するほど、ホワイトである確率は非常に高いです。
多くの高年収&ホワイト経理マンは転職を繰り返して今の地位を手にしてますからね。
ぜひ前向きに転職を検討してみてください。
転職先もブラックだったらどうしよう…。
こんな方も、安心してください。
経理経験があればあるほど今より良い会社に移れる可能性が高いです。
というより私の経験上、ほぼ高確率で今より良い会社が見つかります。
そのくらい経理経験の価値は高いということですね。
「今の経験年数でも大丈夫かな?」と不安な方は、ぜひまずは転職エージェントに相談してみてください。
あなたの経験にマッチした求人を紹介してくれるので、それを確認してからでも全然OK。
特に
など、経理に強い転職エージェントに相談すれば、企業の内部事情をかなり細かく教えてくれます。
転職後のギャップもかなり減るので、ぜひまずは相談だけでもしてみてくださいね。
転職エージェントについては『経理の転職エージェントおすすめ5選』で詳しく解説しています。
少しでも今の忙しさに嫌気がさしている方は、ぜひあわせてご覧いただき、転職活動を進めてみてください。
多くの方が転職して、前より良い職場に就けているよ
【まとめ】経理は忙しくても大丈夫!
「経理は忙しい。」という方もそこそこいます。
でも職種上、経理の忙しさは
などで改善できます。
特に転職は効果絶大。
経理経験があればあるほど今より良い会社に移れる可能性が高いです。
「今の経験年数でも大丈夫かな?」と不安な方も、ぜひまずは転職エージェントに相談してみてください。
あなたの経験にマッチした求人を紹介してくれるので、それを確認してからでも全然OK。
ほぼ高確率で今より良い会社が見つかりますよ。
ぜひ『経理に強い転職エージェント』から、あなたにマッチしたエージェントを見つけてみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
本サイト『経理屋さん』では、経理で楽しく働くための情報を発信しています。
よければ他の記事も参考にし、楽しい経理ライフを送るための判断材料にしてください。
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