


経理の閑散期が暇すぎて何すればいいかわからない
経理は繁忙期、閑散期がはっきりわかれる職種です。
アップダウンが激しいこともあり「閑散期が暇」と感じる方も多いはず。
しかし閑散期に何をしておくかで、繁忙期にも影響がでてきます。
今回はそんな
などを現役経理部員の視点から詳しく解説していきます。
本記事を最後まで読めば、時期に左右されずに楽しい経理ライフがおくれますよ。
経理とは「経営管理」の略で、会社の活動を数字で表すことを指します。
つまりお金を管理する仕事です。
基本的にはデスクに座った作業がメインになります。
詳しく知りたい方は「経理とはどんな仕事?」をご覧ください。
3社から頂いた経理の内定通知メールです。
そんな私でも、未経験の経理転職に成功しています。
大事なのは過去ではなく「これからどんな行動をしていくか」だと思っています。
数年後「あのとき頑張ってよかった!」と思えるよう、今苦労している方もぜひ一緒に頑張っていきましょう。
経理には「繁忙期」と「閑散期」があります。
人によって時期は違いますが、今回は最もケースの多い3月決算企業にあわせて紹介していきますね。
※人によって時期は異なりますが、基本的にどの経理にも繁忙期と閑散期は存在します。
※中小などで給与計算を担当する場合は、給与支払い前、12月なども忙しいです。
※決算期が違っても、繁忙期の考え方は同じなので是非参考にしてください。
経理は決算締めの翌月がもっとも忙しいです。
3月決算の場合、四半期の締めは3月・6月・9月・12月。
つまり経理の繁忙期はその翌月の4月・7月・10月・1月になります。
大手や上場企業の場合、四半期ごとに決算/開示を行わなければいけないので3ヶ月ごとに締めが発生するわけです。
中小企業の場合、四半期決算が義務ではないため年次決算締めの翌月、4月が一番忙しいですね。
よく「経理は締め日がある月末が忙しいんでしょ?」と勘違いされますが違います。
どちらかというと締めた後のタイミング。月初のほうが忙しいです。
月が終わらないと、売上も経費も確定しないので次の月にやるしかありません。
たまに他部署の人が「月末にドサッと処理を依頼してくる」場合があるよ。。おかげで月末もなぜか忙しくなるときがあるのはナイショ
3月決算の場合、繁忙期の翌月である8月・11月・2月は、比較的暇な閑散期になります。
決算が落ち着いて一息つけるタイミングです。
結構この時期に「することがなさすぎて暇」と悩む経理部員は多いですね。
この時期に何をしておくかが、経理で上手に立ち回るコツになります。
詳しくは後ほど「経理が閑散期にすべきこと⇩」で解説しますね。
経理は事前から閑散期がわかってるのが良いポイントだよね
経理には繁忙期でも閑散期でもない中間の時期が存在します。
基本的に繁忙期の前月である3月・6月・9月・12月は、翌月の激務を極限まで解消できるよう準備する必要がありますね。
また本決算の翌々月である5月も、決算関連業務が終わりきっておらず多少バタバタする場合も…。
四半期決算よりも本決算のほうが業務量も多いですからね。
それに加え、
などをこなす必要があり、繁忙期ほどではありませんが油断できない時期になります。
しかもゴールデンウィークがあるから、意外と時間がなかったりするんだよね
「閑散期は暇ってのもやることなくて辛いな」って人も安心してください。
閑散期だからこそできることを5つ紹介します。
むしろここをどう過ごすかで、繁忙期にも響いてくるのでぜひ最後までチェックしてくださいね。
業務改善は、繁忙期だとなかなか進みません。
例えば
こういった業務は、閑散期にこそやっておくべき課題です。
もし「自分は何をすればいいかわからない」という方は、過去の自分の仕事を振り返ってみてください。
こういった仕事は、振り返らない限り同じ状況が続くだけです。
次楽をするためにも、ぜひ取り入れてみてくださいね。
ボクは忙しかった時に「暇な時改善しておきたいメモ」を作って、閑散期に見直してるよ
もし「繁忙期は忙しすぎてムリ」となっている場合、原因は閑散期にあるかもしれません。
いかに閑散期に準備しておくかが、繁忙期の忙しさを左右します。
例えば
この辺なら決算前でも準備可能です。
できる上司を観察してみてください。
意外と繁忙期のための準備を徹底している方が多いはず。
正直閑散期にやっておくべきことNo1が繁忙期のための準備です。
スキルの幅を広げておくことも、暇な閑散期だからこそ余裕をもってできることです。
特に
などは、知識があればあるだけ未来の自分に繋がります。
スキルがあれば、環境の良い会社にだって転職することも可能です。
仕事も楽しくなること間違いなしなので、ぜひ閑散期を有効活用して自分のスキルを磨いてくださいね。
簿記に関しては、別サイト『簿記屋さん』で詳しく解説しています。
簿記の詳細や学習法について徹底解説しているので、ぜひ合わせてご覧ください。
時間に余裕があるときこそ、人との交流はしておくべきです。
繁忙期だと、コミュニケーション回数も減ってしまい、トラブルの原因になってしまうこともありますからね。
それを防ぐためにも、少なくとも閑散期だけは「経理部員」「他部署の人間」などと良い関係を作っておくことをおすすめします。
良い環境を作っておくと、ピンチな時に助けてももらえますし、なにより楽しいですよね。
ぜひ閑散期は、人との交流も意識的に行ってみてください。
閑散期は準備も大事ですが、やはり休むことも大切です。
定時で帰って、有給も使って
など、自分の体をしっかりと休ませてください。
閑散期があるということは、繁忙期も必ず来ます。
繁忙期でガッツリパフォーマンスを発揮するためにも、体調のコントロールは大切ですよ。
結構ブラック気味な経理に努めてる知人も、閑散期はしっかり有給使ってるよ
もし閑散期でも
みたいな環境だった場合、今すぐ転職したほうが身のためです。
そういった会社はいつまで経っても変わりませんから、、
自分の体をいたわるためにもより良い環境の職場に移ってみてくださいね。
環境の良い経理部は意外とたくさんありますよ。
以下で、経理におすすめの転職エージェントを紹介しています。
自分のタイプに合わせてぜひ利用してみてください。
きっとあなたにあった転職先を紹介してくてますよ。
閑散期は経理転職する時も狙い目です。
こんな方は、閑散期に入社できるとお得。
入社直後が繁忙期だと、余裕を持って業務を教えてもらえない可能性がありますからね。
会社によって閑散期は異なるので、決算期をチェックした上で探してみてください。
とはいっても、あなたが転職したいと思ったときがベストな転職タイミングというのが前提です。
閑散期に調整するために時期をずらすのは本末転倒なので、、
頭のかたすみに「お、ここはそろそろ閑散期だから狙い目かも」と、判断材料の一つにするのをおすすめします。
もし「経理へ転職したい」と考えた方は、「未経験から経理へ転職する方法」をご覧ください。
「閑散期が暇で仕方ない」という人。
実は閑散期にどう過ごすかが、楽しく経理ライフを送るための秘訣だったりします。
閑散期は、ただネットサーフィンをして時間を過ごすのではなく
といった時間の使い方をすることで、有意義に過ごせるということを声を大にして言いたいです。
ぜひ閑散期の過ごしかたに悩まれている方は取り入れてみてくださいね。
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