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経理の残業時間はどのくらい?経理部員が事実を教えます!

経理の残業時間 アイキャッチ

みんな経理の残業時間ってどのくらいなの?

残業減らせる方法があったら知りたいな…。

経理の残業時間は、月平均だと20時間くらい。

ただコレには落とし穴があり

  1. いつでも残業なし!年間残業時間ゼロ!
  2. 繁忙期は月30時間、閑散期は残業なし!
  3. 繁忙期は月100時間、閑散期は月20時間!

などなど「人」「会社」「時期」によってかなり残業時間に差があるのが経理です。

これでは目安にならないと思うので、本記事では複数のデータをもとに経理の残業時間を紹介していきます。

残業時間を減らす方法についても紹介していくので、ぜひ最後までご覧ください。

この記事を読めば、経理の残業時間に対する不安は一気に解消できますよ。

経理ってなに?という方へ

経理とは「営管」の略で、会社の活動を数字で表すことを指します。

つまり、お金を管理する仕事のことです。

基本的にはデスクに座った作業がメインになります。

詳しく知りたい方は『経理とはどんな仕事?』をご覧ください。

この記事を書いている人
  • 未経験の経理転職で3社内定
  • 多くの相談者が経理転職に成功
  • 経理部員として楽しく働いている
  • 10社以上の転職エージェント活用

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こんな私でも、未経験の経理転職に成功しています。

大事なのは過去ではなく「これからどんな行動をしていくか」だと思ってます。

数年後「あのとき頑張ってよかった!」と思えるよう、今苦労している方もぜひ一緒に頑張っていきましょう。

「これから経理を目指したい!」という方は、ぜひ『未経験から経理になる方法』も合わせてご覧ください。

実際に経理未経験から3社内定を頂いた方法を解説しています。

タップできる目次

経理の平均残業は20時間

経理の残業時間ってどのくらい?

経理の残業時間は月平均で20時間くらい。

その実態を、経理部員の声や実データをもとに紹介していきます。

公表されているデータ

膨大な求人データをもつ「転職エージェント」のデータを紹介していきます。

まずは人気エージェント「」にて公表されているデータです。

以下画像を見ると「経理/財務事務アシスタント」の残業時間は12.5時間

かなり少なく見えますね。

出典:平均残業時間ランキング(doda)

ただこれは、事務アシスタントを含んだ残業時間の推移です。


同じく「」の事務アシスタントを除いた残業時間をみてみましょう。

「経理/財務/税務/会計」の場合23.8時間となってますね。

doda 経理事務の残業時間データ
出典:平均残業時間ランキング(doda)

仕事の裁量が「経理事務」と「経理」では異なるため、差が出てきてしまうのでしょう。


他にもが運用されている記事を引用してみました。

基本的に経理は、他の職種と比べて「残業が少なめ」のお仕事だとされています。会社規模や経理部門の体制、役職などによっても異なりますが、経理の平均的な残業時間は、月10時間以内~20時間程度。

引用:経理の残業時間って?(シゴラボ)

ちなみに厚生労働省などの毎月勤労統計調査なども参考にしたかったのですが…。

残念ながら残業時間のデータは載っていませんでした。

なのでまとめると、経理の残業時間はだいたい20時間前後ということになりますね。

あいおん

全国民の調査ではないから、あくまで参考程度に!

SNSで公開されているリアルな声

実際にネット上に公開されているリアルな声も紹介していきます。

ネット上の声

現在年収700万、残業まったくなし
引用:X(Twitter)

残業ゼロで天国
引用:ブログ(こびと株)

経理マンの残業時間/1日(360人へアンケート)
ほぼない(40%)
・1~2時間(25%)
・3時間以上(35%)
引用:X(Twitter)

上場子会社の経理の方にお聞きしたい。 当方年商5億程度、従業員30人弱、仕訳と給与計算は外注なのですが、前任者の月の残業時間は平均40時間超
引用:X(Twitter)

経理部、残業時間が160時間/月らしくてワロタ。
引用:X(Twitter)

冒頭でもお話した通り

  1. 0時間
  2. 160時間

など、極端すぎるほど残業時間に違いがあることがわかります。

あいおん

160時間はほんとに今すぐ転職して欲しいくらい異常、、でも実際にそういった会社があるのも事実だね

中小企業経理の事例(筆者)

次は中小企業経理で勤務している私の残業時間を紹介します。

月平均の残業は0時間

タイプミスではなくゼロです。

おそらく1年間をトータルすると合計で2~3時間分くらい。

めちゃくちゃ天国。最高です。

でも自分なりに

  • 業務を効率化して時間短縮
  • 適時コミュニケーションをとる
  • ミスは極限まで減らす

といった工夫はしています。

じゃないと月10~20時間くらいは残業してることになってるはず(同じ部署の社員は月30時間くらい残業してます)

残業時間をコントロールできる点は、経理の良いところですね。

大手企業経理経験のある上司の事例

私の上司は複数社にて経理経験があり、大手企業でも10年以上勤務されていたので紹介させてもらいます。

上司は

  • 基本毎日残業なし
  • 有給消化しすぎて足りなくなる
  • 繁忙期や社員のミスが有ったときは少しだけ残業

と、かなり余裕を持って働かれていたようです。

ただ部下の場合

  • 月平均20時間くらい
  • 基本バタバタしてる

と、同じ会社でも人によって差があったみたい。

これは完全にスキルが関係しているとのこと。

最初は残業していた上司も、やり方を工夫して定時帰りを叶えたと言ってました。

あいおん

知識や経験次第で残業時間は減らせるよ

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残業が多い企業経理の特徴

残業が多い企業経理の特徴

経理の残業が多い会社の特徴は以下3点

利益率の低い業界

「利益率の低い業界」「あまり稼げていない業界」は、残業時間が多めです。

理由は、会社に余裕がない傾向があるから。

余裕がないということは

  • 人員を募集できない
  • 教育にコストを掛けれない
  • システムの導入ができない

など、悪循環の繰り返しです。

これではますます残業は多くなります。

こういった会社は個人での改善が難しいため、避けるのが無難です。

あいおん

卸売、建設、小売業なんかは利益率低めなので注意

ベンチャー企業

ベンチャー企業は、スタートしたばかりの企業なため

  • 経理の通常業務
  • 他部署の業務(プログラミング、営業など)

などを、ほぼ同時に行うこともあり激務です。

というより「他部署の業務をしながら経理もする」といったほうがイメージしやすいかも知れません。

これでは単純に業務量多くなりますね。

これは人員がまだまだ少ない以上、仕方のないことです。

ただ「利益率の低い業界⇧」に比べると、成長も早い分業務が改善される可能性は十分にあります

長い目で見るとラクできる可能性はあるため

  • 会社の成長を感じたい人
  • 経験を早く積みたい人

などにとっては合う可能性がありますね。

従業員の規模が少ない

従業員の規模が少ないと、経理だけでなく

  • 総務
  • 人事
  • 労務

といった別の業務も任される場合が多いです。

単純に業務量が増え、残業せざるをえない方も出てくるでしょう。

逆に規模が小さい分、経理処理が少なくなり「比較的楽な企業」も存在します。

かなり運要素の選択になるため、注意が必要です。

あいおん

私は中小で経理以外の業務もしてるけど、そこまで業務量は多くないよ。

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経理の残業を減らす方法

経理の残業を減らす方法

経理は行動次第で残業が減らせる職種です。

「残業減らしたい!」という人は、ぜひ以下を試してみてください。

自己スキルを身につける

自己スキルを身につけることで、経理の残業時間は一気に短縮されます。

経理で重要なスキルは以下2点

  1. PCスキル(Excel)
  2. 簿記

PCスキル(Excel)

PCスキル。特にExcelの

  • ショートカット
  • 関数
  • マクロ

などを身につけることで、作業効率は倍増します。

時には「60分かかってた作業が1分で終わる」なんてこともよくある話(体験談)。


ちなみに私の先輩経理部員は、月残業30時間くらいです。

私も与えられた仕事をそのまま実践しているだけでは、おそらく月20時間以上は残業してたと思います。

でも、PCを使った効率化が実現できてるおかげで毎日定時帰りを実現中。

おかげで「仕事が忙しくて帰れない」と思ったことは一度もありません。

そのくらいPCスキルは重要です。


もしPCスキルを身につけたい方は、YouTubeの金子さんの動画がおすすめです。

PC操作全般を、無駄なくシンプル、それでいて初心者目線で丁寧に解説してくれます。

初心者〜上級者まで、幅広く解説してくれているので、自分のレベルに合わせてチェックしてみてください。

簿記

簿記は経理の代表格ともいえる必須スキルです。

実務と結びつく部分が多く、知識があるだけで

  • 悩む時間
  • 上司に質問する時間

が一気に短縮されます。

私も実務を進めるごとに「簿記学んでてよかった」と心から感じる瞬間がありました。

実務はもちろん、経理の知識レベル証明にもなるのが簿記です。

もし取得していない方は、ぜひ簿記2級を目安に目指してみてくださいね。

簿記に関しては、別サイト『簿記屋さん』で詳しく解説しています。

簿記の詳細や学習法について徹底解説しているので、ぜひ合わせてご覧ください。

あいおん

簿記スキルは後述する転職⇩」などにも有利だよ

上司に相談する

「明らかに自分だけ残業多い」という方は、上司に相談するのも一つの手です。

忙しさが日常になっていると、加えてどんどん仕事を振られてしまいますからね…。

相談の際は、

  • 担当業務の内容
  • 他の経理部員との労働時間の違い

などを伝えてみるだけでも、まずは結構効果あります(意外と検討してくれる)

これに加えて「残業を減らすために意識すべき点」を質問できたりすると、意欲も伝わって一石二鳥。

ワンアクションかけるだけで意外と効果あるので、ぜひ試してみてください。

あいおん

自分の身は自分で守ろう。身体を壊すまで無理しないでね

忙しくない会社に転職する

忙しくない会社に転職する。

正直コレがすべてを解決してくれます

どれだけスキルがあって、上司に相談できたとしても

  • 聞き入れてもらえない
  • そもそも人員不足で難しい

これだと、自分だけではどうしようもない場面はありますからね。

特にこういった会社の残業時間はいつまで経っても減りません。

会社の状態が変わらないなら、自分から環境の良い職場へうつるだけです。

むしろ今までの経理経験が、転職時に大きな武器に繋がります。

そして経験を活かしてレベルの高い企業へ転職するほど、ホワイトである確率は非常に高いです。

多くの高年収&ホワイト経理マンは転職を繰り返して今の地位を手にしてますからね。

ぜひ前向きに転職を検討してみてください。


転職先も残業多かったらどうしよう…。

こんな方も、安心してください。

経理経験があればあるほど今より良い会社に移れる可能性が高いです。

というより私の経験上、ほぼ高確率で今より良い会社が見つかります。

そのくらい経理経験の価値は高いということですね。

「今の経験年数でも大丈夫かな?」と不安な方は、ぜひまずは転職エージェントに相談してみてください。

あなたの経験にマッチした求人を紹介してくれるので、それを確認してからでも全然OK。

特に

  1. 経理求人No1の「
  2. 経理のお宝求人豊富な「

など、経理に強い転職エージェントに相談すれば、企業の内部事情をかなり細かく教えてくれます。

リアルな残業時間も高確率で教えてくれるので、ぜひまずは相談だけでもしてみてくださいね。

転職エージェントについては『経理の転職エージェントおすすめ5選』で詳しく解説しています。

あいおん

忙しくて転職活動の時間ない!って人も、転職エージェントならかなり効率的に転職活動できるからおすすめ!

派遣の経理で働く

時間がほしいなら派遣の経理で働くのもアリです。

派遣の経理は意外と良くて

  • 基本的に決まった時間で帰れる
  • 経理は専門職だから意外と時給が良い
  • 空いた時間で副業すればさらに稼げる

など、派遣だからこその強みが活かせます。

これから経理を目指す方も、派遣で経験を積んでから正社員を目指す方は多いです。

意外と求人数もあるので、気になる方は、以下記事を参考にしてみてくださいね。

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【まとめ】経理の残業時間は調整できる!

経理の残業時間は調整できる

経理の残業時間は平均すると20時間程度。

しかし「人」「会社」「時期」によってめちゃくちゃ差が出てしまうのが現実です。

でも安心してください。

経理の残業時間は以下4つの手法で減らせます。

これらをぜひ実践してみてください。

特に「転職」は非常に効果絶大です。

私の知人は、転職を経て残業時間を減らしてる方が多いです。

ぜひ『経理に強い転職エージェント』に相談しつつ、残業時間の少ない企業を見つけてみてくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました。


本サイト『経理屋さん』では、経理で楽しく働くための情報を発信しています。

よければ他の記事も参考にし、楽しい経理ライフを送るための判断材料にしてください。


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本記事で紹介した関連記事一覧

簿記に関しては、別サイト『簿記屋さん』で詳しく解説しています。

簿記の詳細や学習法について徹底解説しているので、ぜひ合わせてご覧ください。

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