


みんな経理の残業時間ってどのくらいなの?
残業減らせる方法があったら知りたいな…。
経理の残業時間は、月平均だと20時間くらい。
ただコレには落とし穴があり
などなど「人」「会社」「時期」によってかなり残業時間に差があるのが経理です。
これでは目安にならないと思うので、本記事では複数のデータをもとに経理の残業時間を紹介していきます。
残業時間を減らす方法についてもしっかり紹介していくので、ぜひ最後まで参考にして下さい。
この記事を読めば、経理の残業時間に対する不安は一気に解消できますよ。
経理とは「経営管理」の略で、会社の活動を数字で表すことを指します。
つまりお金を管理する仕事です。
基本的にはデスクに座った作業がメインになります。
詳しく知りたい方は「経理とはどんな仕事?」をご覧ください。
3社からいただいた経理の内定通知メールです。
こんな私でも、未経験の経理転職に成功しています。
大事なのは過去ではなく「これからどんな行動をしていくか」だと思ってます。
数年後「あのとき頑張ってよかった!」と思えるよう、今苦労している方もぜひ一緒に頑張っていきましょう。
経理の残業時間は月平均で20時間くらい。
その実態を、経理部員の声や実データをもとに紹介していきます。
膨大な求人データをもつ「転職エージェント」のデータを紹介していきます。
まずは人気エージェント「doda
」にて公表されているデータです。
以下画像を見ると「経理/財務事務アシスタント」の残業時間は12.5時間。
かなり少なく見えますね。
ただこれは、事務アシスタントを含んだ残業時間の推移です。
同じく「doda
」の別職種をみてみましょう。
「経理/財務/税務/会計」の場合23.8時間となってます。
仕事の裁量が「経理事務」と「経理」では異なるため、差が出てきてしまうのでしょう。
他にも経理に人気のあるパソナキャリアが運用されている記事を引用してみました。
基本的に経理は、他の職種と比べて「残業が少なめ」のお仕事だとされています。会社規模や経理部門の体制、役職などによっても異なりますが、経理の平均的な残業時間は、月10時間以内~20時間程度。
引用:経理の残業時間って?(シゴラボ)
ちなみに厚生労働省などの毎月勤労統計調査なども参考にしたかったのですが、、
残念ながら残業時間のデータは乗っていませんでした。
なのでまとめると、経理の残業時間はだいたい20時間前後ということになりますね。
全国民の調査ではないから、あくまで参考程度に!
実際にSNSで公開されているリアルな声も紹介していきます。
SNSでの声
経理マンの残業時間、結果が出ました⏫
— パンケイ@簿記 (@pankei_keiri) July 22, 2021
・40%がほぼない
・60%が1時間未満
・20%が3時間以上
ご協力、さらに拡散頂いた方はもっとありがとうございます⏫ただしTwitterの性質や傾向上完璧なデータとは言えないです。でも僕自身参考になりました。皆さんの経理ライフの参考にもなれば嬉しいです。 https://t.co/izV9Da6wPq
上場子会社の経理の方にお聞きしたい。
— まるまる@今年もがんばります (@marumaru_huku) December 13, 2021
当方年商5億程度、従業員30人弱、仕訳と給与計算は外注なのですが、前任者の月の残業時間は平均40時間超。
他の上場子会社の経理の皆様の残業時間もこんなもん?
なんか騙された感満載。
経理部、残業時間が160時間/月らしくてワロタ。
— シリィー (@silly1130) February 8, 2021
冒頭でもお話した通り
など、極端すぎるほど違いがあることがわかります。
160時間はほんとに今すぐ転職して欲しいくらい異常、、でも実際にいるのは事実だね、
次は中小企業経理で勤務している私の残業時間を紹介します。
月平均の残業は0時間。
タイプミスではなくゼロです。
おそらく1年間で残業したのは合計で40分くらい。
めちゃくちゃ天国。最高です。
でも自分なりに
といった工夫はしています。
じゃないと月10時間くらいは残業してることになってるはず。
残業時間をコントロールできる点は、経理の良いところですね。
私の上司は複数社にて経理経験があり、大手企業でも10年以上勤務されていたので紹介させてもらいます。
上司は
と、かなり余裕を持って働かれていたようです。
ただ部下の場合
と、同じ会社でも人によって差があったようです。
これは完全にスキルが関係しているとのこと。
最初は残業していた上司も、やり方を工夫して定時帰りを叶えたと言ってました。
知識や経験次第で残業時間は減らせるよ
経理の残業が多い会社の特徴は以下3点
「利益率の低い業界」「あまり稼げていない業界」は、余裕がない傾向にあります。
余裕がないということは
など、悪循環の繰り返し。
ますます残業は多くなります。
こういった会社は改善の余地がないため、避けるのが無難です。
ぜひ簿記で得た決算書を読み解くスキルを活かして判断してみてね
ベンチャー企業は、スタートしたばかりの企業なため
などを、ほぼ同時に行うことも多く激務です。
単純に業務量多くなります。
これは仕組みが整っていない以上仕方ありません。
ただ①利益率の低い業界に比べると、成長も早い分業務はどんどん改善されていきます。
長い目で見るとらくできる可能性はあるため
などにとっては合う可能性も十分にあります。
従業員の規模が少ないと、経理だけでなく
といった別の業務も任される場合が多いです。
単純に業務量が増え、残業せざるをえない方も出てくるでしょう。
逆に規模が小さい分、経理処理が少なくなり「比較的楽な企業」も存在します。
かなり運要素の別れる選択になるため、注意が必要です。
ボクは中小で経理以外の業務もしてるけど、そこまで業務量は多くないよ。毎日定時退社~
経理は行動次第で残業が減らせる職種です。
「残業減らしたい!」という人は、ぜひ以下を試してみてください。
「社内で自分だけが忙しい」という方は、スキル不足である可能性が高いです。
経理で重要なスキルは以下2点
PCスキル。特にExcelの
などを身につけることで、作業効率が倍増します。
時には「60分かかってた作業が1分で終わる」なんてことも全然あります(体験談)。
もしPCスキルを身に着けたい方は、YouTubeの金子さんの動画がおすすめです。
無駄なくシンプル、それでいて初心者目線で解説してくれる神チャンネルです。
気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。
簿記は経理の代表格ともいえる必須スキルです。
実務と結びつく部分が多く、知識をみにつけるだけで
が一気に短縮されます。
もし簿記を取得していない方は、最低でも2級までは目指してみてくださいね。
簿記に関しては、別サイト『簿記屋さん』で詳しく解説しています。
簿記の詳細や学習法について徹底解説しているので、ぜひ合わせてご覧ください。
「明らかに自分だけ業務量が多いor難しい」という方は、上司に相談してみましょう。
などを客観的に説明してみると、検討してもらえる場合があります。
あなたの忙しさが日常になっていると、それがデフォルトになってしまいます。
「聞かれるまで気づかなかった」という状況も十分ありえるので、不満のある方はぜひ相談してみてくださいね。
上司が聞く耳を持たない人だったら…転職したほうが身のためかも、、
「スキルはそこそこあるんだけど、会社や上司が原因で忙しい…」という人は、はやめに転職してしまいましょう。
おそらくその会社だと、5年10年我慢しても何も変わりません。
会社の状態を変えられないのなら、あなたが環境の良い職場へうつるだけです。
むしろ経理で働いているあなたは経験がフルに活かせるのでラッキーです。
ちなみに給与水準の高い大手企業ほど仕事は楽ですし、多くのホワイト経理マンは転職を繰り返して今の地位を手にしています。
ぜひ前向きに検討してみてくださいね。
「転職後に失敗したら怖いな~迷うな~」という人も、転職活動をするだけならノーリスクです。
むしろ「スキルに見合った優良企業があるのに気づかなかった」となる方がもったいない。
最終転職を判断するのは内定を貰ってから決めればOK。
「忙しいから悩んでいるのに転職活動なんてムリだよ…」って人は、ぜひ経理に強い転職エージェントを頼ってください。
一人で転職活動するより圧倒的有利かつ短期間で転職できます。
以下記事から、自身に合うエージェントを選んでみてくださいね。
時間がほしいなら経理で働くのもアリです。
派遣の経理は意外と良くて
など、派遣だからこその強みが活かせます。
これから経理を目指す方も、派遣で経験を積んでから正社員を目指す方は多いです。
気になる方は、以下記事を参考にしてみてください。
経理の残業時間は平均すると20時間程度。
しかし「人」「会社」「時期」によってめちゃくちゃ差が出てしまうのが現実です。
でも安心してください。
経理の残業時間は調整できます。
これらをぜひ実践してみてください。
努力しても残業の減らせない業種はたくさんあります。
でも経理なら可能!
ぜひ経理の良さを活かしつつ、楽しく働いていけるよう動いてみてくださいね。
簿記に関しては、別サイト『簿記屋さん』で詳しく解説しています。
簿記の詳細や学習法について徹底解説しているので、ぜひ合わせてご覧ください。
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