簿記2級の効率的な勉強方法は?勉強時間から注意点まで合格者が解説!
簿記2級に合格したい!
どんな勉強法がおすすめなの?
最近の簿記2級は
- 合格率が20~30%台
- 試験時間の変更
(120分→90分) - 試験範囲の大幅変更
(1級の範囲が一部2級へ)
など、ここ2~3年で難易度がかなり上がっています。
よって、勉強法を誤ってしまうと「不合格」どころか「挫折」してしまう可能性もあるんです。
なので本記事では「現代にマッチした勉強法」を徹底的に紹介していきます。
多くの方が高得点で合格している勉強法なので、ぜひ最後までご覧ください。
・これから簿記2級を学びたい人
・現在簿記2級に苦戦してる人
にはピッタリの内容だよ
- 簿記3級に94点で合格
- 簿記2級に90点で合格
- 多くの相談者が簿記に合格
- 経理部員として簿記を活用中
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合格者からのメッセージをみる
Twitter(@aion1224up)にて数多くの合格報告をいただいています。
みなさんいつもありがとうございます。
簿記の合格証書を見る
簿記3級2級の合格証書です。
私の過去の悲惨な経歴を見る
- 大学偏差値40台
- 勉強が大の苦手
- 簿記に何度も挫折しかける
そんな私でも、簿記3級2級に合格しています。
大事なのは過去ではなく「これからどんな行動をしていくか」だと思っています。
今苦労している方も、ぜひ一緒に頑張っていきましょう。
ここでは簿記3級学習済みの方向けの勉強方法を紹介していきます。
まだ簿記3級を取得していない方は、以下の手順で学習を進めてください。
3級の学習▶3級の受験▶2級の学習
(簿記3級を受験せずに簿記2級の学習に入る形でもOKです)
3級の学習方法に関しては『簿記3級の効率的な勉強方法は?』で解説しています。
簿記2級とはどんな試験?
前提として「簿記2級とはどんな試験か」について解説していきます。
すでに知っている方は『簿記2級のおすすめ勉強方法⇩』までスキップしてください。
試験概要
簿記2級は、経営管理に役立つ知識として、企業から最も求められる資格の一つ。
財務諸表から、企業の経営状況を分析できるレベルの知識が習得できます。
経理の応募条件には「簿記2級以上」と記載されることも多く、転職にも大いに役立つ資格です。
試験科目 | 商業簿記・工業簿記(原価計算を含む) | |
出題範囲 | 商業簿記 | ・第1問:仕訳(20点) ・第2問:補助簿(20点) ・第3問:決算(20点) |
工業簿記 | ・第4問:製造原価報告書(20点) ・第5問:原価計算(20点) | |
合格基準 | 70点(100点満点) | |
試験時間 | 90分 | |
受験資格 | 誰でも受験可能 |
参考:商工会議所 簿記検定2級
商業簿記と工業簿記の違いは?
商業簿記と工業簿記は使われる業種や流れが異なります。
簿記の種類 | 使われる業種 | 説明 |
---|---|---|
商業簿記 | 卸売業、小売業 | 商品を外部から仕入れ、そのまま外部へ販売する |
工業簿記 | 製造業 | 自社工場で製品を製造し、外部へ販売する |
学習時の大きな違いは以下3つ。
- 勘定科目
- 財務諸表の表示
- 計算期間(1ヶ月単位など)
基本的に商業簿記は簿記3級の応用みたいなイメージ。
工業簿記は慣れれば簡単ですが、最初は初めての内容が多く混乱しがちな印象です。
そもそも簿記ってなに?
簿記とは「帳簿記入」の略で、会社の経営活動を帳簿に記録することを指します。
記録だけでなく、会社の業績を明らかにするために
- 貸借対照表
- 損益計算書
なども作る必要があります。
要するに簿記は「会社のお金の流れを管理するんだ~」とイメージしてもらえればOKです。
簿記検定では、これらに必要な知識が問われます。
詳しくは「簿記とは?」の記事で解説しています。
簿記の各級の違い
簿記は厳密に言うと
- 原価計算初級
- 簿記初級
- 簿記3級
- 簿記2級
- 簿記1級
の5レベルに分かれます。
原価計算初級 | 簿記初級 | 簿記3級 | 簿記2級 | 簿記1級 | |
---|---|---|---|---|---|
科目 | 工業簿記(入門) | 商業簿記(入門) | 商業簿記 | 商業簿記 工業簿記 | 商業簿記 会計学 工業簿記 原価計算 |
試験方式 | ネット試験 | ネット試験 | 統一試験 ネット試験 | 統一試験 ネット試験 | 統一試験 |
試験時間 | 40分 | 40分 | 60分 | 90分 | 180分 |
受験料 | 2,200円 | 2,200円 | 2,850円 | 4,720円 | 7,850円 |
合格率 | 90% | 60% | 38% | 30% | 10% |
勉強時間 | 50時間 | 50時間 | 100~150時間 | 250時間 | 500時間 |
対象 | 工業簿記入門者 | 商業簿記入門者 | 小規模経理 副業、個人事業 | 中小企業経理 株式投資 | 大手企業経理 税理士試験登竜門 |
経理として働くなら簿記2級は必要だね
受験方式
簿記には以下2つの受験方式が存在します。
統一試験 | ネット試験 | |
---|---|---|
試験日 | 2月、6月、11月 | いつでも |
試験時間 | 90分 | 90分 |
試験会場 | 商工会議所 or 指定会場 | テストセンター |
試験方式 | 紙で解答 | パソコンで解答 |
試験問題 | 受験者全員が同じ | 受験者ごとに異なる |
合格率 | 24.1% | 40.2% |
受講料 | 4,720円 | 4,720円 (別途事務手数料として550円必要) |
合格発表 | 2~3週間後に郵送でわかる | 試験終了後、その場でわかる |
筆記用具 | 持込可 | 持込禁止 テストセンターに用意されている |
受験方式は自分の受けたい方を選択できます。
今受けるなら難易度が安定&いつでも受験可能なネット試験がおすすめです。
合格率
簿記2級の合格率は以下表の通り。
簿記2級の合格率
【統一試験の合格率(19.8%)】
回 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|
166 (2024.2) | 10,814名 | 1,356名 | 15.5% |
165 (2023.11) | 11,572名 | 1,133名 | 11.9% |
164 (2023.6) | 10,618名 | 1,788名 | 21.1% |
163 (2023.2) | 12,033名 | 2,983名 | 24.8% |
162 (2022.11) | 15,570名 | 3,257名 | 20.9% |
161 (2022.6) | 13,118名 | 3,524名 | 26.9% |
160 (2022.2) | 17,448名 | 3,057名 | 17.5% |
【ネット試験の合格率(39.2%)】
期間 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 | |
---|---|---|---|---|
2023.4~ 2024.3 | 119,016名 | 41,912名 | 35.2% | |
2022.4~ 2023.3 | 105,289名 | 39,076名 | 37.1% | |
2021.4~ 2022.3 | 106,833名 | 40,713名 | 38.1% | |
2020.12~ 2021.3 | 29,043名 | 13,525名 | 46.6% |
平均すると簿記2級の合格率は29.5%。
統一試験に至っては、約10%台です。
ここ最近の簿記2級は難易度が上がっているということもあり、簡単に合格することは難しくなっています。
だからこそ、昔ながらではなく、現代に適した勉強法が必要ということですね。
ちゃんと一発合格できる勉強法を解説していくから安心してね
簿記2級の難易度が上がった理由を見る
ここ3年で簿記2級の難易度は上がっています。
まずは「試験範囲」
以前簿記1級の範囲だった
- 連結会計
- 税効果会計
といった部分が、簿記2級に繰り上がってきました。
今や試験の難所として話題になるほどの分野です(めっちゃ難しいです)
そして「試験時間」
2020年12月より試験時間が120分→90分に変更されました。
これにより「簿記2級の試験時間が足りない!!」といった声が続出しています。
実際私も、試験時間内に解答するのが一番の課題と言っても良いほど苦労しました。
つまり簿記2級の難易度は以前とは大きく変わっているということ。
もし4,5年前に2級を取得した人が「簿記2級は簡単」といっていたら、それは気にしなくても大丈夫。
ただ、これから簿記2級の試験を受ける方は、難易度が高めという事実は変わりません。
だからこそ現代にあった正しい勉強方法を見つけていく必要があるわけですね。
勉強法を正すと、合格できるだけじゃなくて勉強時間も大幅に短縮できるよ。ぜひこのまま読み進めてね
簿記2級を取得するメリット
簿記2級を取得するメリットは以下5つ
- 就職や転職に有利
- 収入アップに繋がる
- 経理実務に活かせる
- 財務諸表の分析ができる
- 上位資格のステップアップに役立つ
私は経理転職のために取得しましたが、それ以外のメリットもたくさん感じられました。
特に経理へ転職したい方にとって、簿記2級は必須級です。
簿記2級の勉強時間は250~300時間が目安
簿記2級に必要な勉強時間は約250~300時間と言われています(すでに簿記3級合格済の場合)
実際にかかる勉強日数は以下の通り。
1日あたりの勉強時間 | かかる日数 |
---|---|
2時間 | 150日 |
3時間 | 100日 |
4時間 | 75日 |
5時間 | 60日 |
月数で考えると2ヶ月から半年かかる計算です。
しっかり腰を据えて勉強する必要がありそうですね。
また、基本的に簿記学習には予想外がつきものです(つまづくポイントが多い)
学習の際はある程度時間に余裕を持たせてスケジューリングすることをおすすめします。
私は相当頑張って勉強して3~4ヶ月かかったよ
簿記2級の独学は難しい
簿記2級に独学で挑戦するのはかなり大変です。
不可能ではなく、難しいが正解。
「合格率⇧」でも説明した通り、簿記2級は全体の約29%しか合格していません。
これはスクール利用者まで全員を含めた結果です。
つまりここに独学で挑戦するのは、泳いだことない方が、浮き輪なしで海に飛び込むのと同じこと。
よく「独学でもOK」「YouTube1本でいける」という声も聞きますが、それは
- 経理事務などの経験がある
- 事業・経営などの経験がある
- 簿記3級が超簡単だった
など、少し特殊な方々です。
また、今は
- 学習コンテンツが増えている(YouTube等)
- 新しい試験方式が導入された(2020年12月~)
- 試験時間が大幅に短縮された(2021年6月~)
といった影響から、簿記学習の常識は代わりつつあります。
確実に合格したい方は、これから紹介する「おすすめ勉強法⇩」で学習することをおすすめします。
独学にちょっと費用をプラスするだけで、合格率が大幅アップする勉強法だよ。
簿記2級の勉強方法
簿記2級の勉強方法は、3つの教材を使いこなすだけ。
意外とシンプルなので、一つ一つ見ていきましょう。
この教材を利用した合格者の声をみる
YouTube
YouTubeは
- 基本無料で視聴できる
- スキマ時間に学習できる
- 理解重視の高品質講義あり
など、メリット盛りだくさんの学習コンテンツ。
おすすめは以下2チャンネル
\じっくり学べる理解型/
\サクッと学べる理解型/
どちらも理解型の講義で、ありえないほど分かりやすいです。
SNS上でも「お二人のお陰で合格できた!」という声をよく見かけます。
ちなみにお二方とも、有料範囲が存在するので注意が必要です。
チャンネル | 有料範囲 | 料金 |
---|---|---|
ふくしま先生 | 商業簿記の一部高難易度範囲 | 2,990円(月額) |
たぬ吉先生 | 商業簿記の全範囲 | 33,000円(買い切り) |
まずは無料範囲だけでもOK。
本記事では、YouTubeの有料版を利用しなくても合格できる勉強法を紹介しています。
ただ「〇〇先生が分かりやすい!この人の講義で学びたい!」という方は、ぜひ有料版も検討してみてください。
ちなみにたぬ吉簿記講座の評判は、以下記事でまとめています。
- 最低でも2~3周はする
- 移動中は聞き流しする
- 1回で理解しようとしなくてOK
- 慣れてきたら倍速機能を使って効率化する
通信講座
少し費用はかかりますが、通信講座はぜひ活用してください。
なかでも人気講座である「クレアール 」がおすすめです。
理由は以下3つが全て手に入るから
無制限で質問できる
まず、クレアール は無制限で質問できます。
簿記2級は
- 馴染みのない「工業簿記」
- 理解に苦しむ「税効果会計」
- 以前は簿記1級の範囲だった「連結会計」
など、難所が非常に多く、独学だと挫折する方がホントに多い。
そこを補填してくれるのが「質問環境」です。
しかし質問環境を用意するには以下のようなデメリットが存在します。
その場で質問できる「通学講座」 | 費用相場が8~10万円と高め |
費用が安めな「通信講座」 | 多くの通信講座が ・質問回数に制限あり ・そもそも質問できない といった制約付き。 |
でもクレアールなら
- コスパが良い(約3万)
- 無制限で質問できる
と、みなさんのニーズにピッタリの環境が整っています。
これがクレアール をおすすめする一番の理由です。
アウトプット教材も手に入る
簿記は、アウトプットできてようやく「理解できた」といえる分野です。
そしてYouTubeだけだと、アウトプットに欠けてしまうのが難点になります。
そこを補填してくれるのがクレアール の良いところ。
しっかり問題集も付属されているので、理解に必要な教材は整っています。
クレアールのテキストが合わない場合
クレアールのテキストは「シンプルでわかりやすい」という声があります。
しかし逆に「わかりにくい」という声もありました。
実際に受講した知人も「問題が若干難しい」といっていたので、向き不向きがありそうです。
もしクレアール のテキストが合わない方は、ぜひ以下の市販テキストを活用してみてください。
他の講座を受けると高くなっちゃうから、市販のテキストを活用してね
YouTubeの有料講義を補填できる
YouTubeには、商業簿記の一部が有料コンテンツとなっており、学習ができません。
有料コンテンツを購入するのも良いですが、クレアール ならもちろん全範囲の講義がチェックできます(受講料を払ってるので当然ですが)
しかも講師の山田先生は「わかりやすい」と評判です。
最近は、評判が良すぎて全範囲を山田先生が担当することになったとも聞いています。
このように、クレアール 一つで
- 質問環境
- アウトプット
- インプット
これら全てがコスパ良く賄えます。
下手に他講座に手を出す前に、ぜひクレアールを活用してみてくださいね。
ちなみに「資料請求 」することで
- サンプル講義動画
- 最新の割引情報、クーポン(時期による)
が、今なら無料で手に入ります。
ぜひ、受講前に取り寄せてみてください。
模擬問題
模擬試験は、試験前に解くべき問題です。
本試験と同じ形式・難易度の問題が出題されます。
最近はネット試験にも対応されていて
- CDの取り込み
- ダウンロード
などをするだけで、パソコンでの回答も可能です。
制限時間も自動で測ってくれるので、ほぼ試験本番と同じ環境で練習できます。
ちなみに模擬試験は、クレアール に4回分付属されています。
ぜひこれを試験1~2週間前には必ず回答するようにしてください。
過去問だと難易度にバラツキがあるから、必ず模擬試験を活用してね!
模擬試験が4回分じゃ足らない方へ
クレアール に付属された4回分の模擬試験だと
- 物足りない
- 答えを覚えてしまった
という方もいるかと思います。
そんな方は以下の教材を活用してみてください。
全10回分のネット試験プログラムが詰まっています。
私も活用しましたが、ネット試験と同レベルの問題が多く、非常に助けられました。
まずはクレアールの模擬問題を活用してみて、それでも足りなければ購入してみてくださいね。
簿記2級の学習手順
「簿記2級の勉強法⇧」で紹介した
を活用した学習手順を解説します。
まずは簿記の学習を始める前に、クレアールの「資料請求 」をしておきます。
そうすることで、事前に
- コースの詳細がパンフレット
- 限定のサンプル講義動画
- 最新の割引情報/クーポン
などが、すべて無料で受け取れます。
受講してからだと「損」する可能性があるので、必ず今のうちに請求しておいてください。
たった60秒で請求できます。
もし仮にサンプル講義を見て合わなければ、受講しなければ大丈夫。
勧誘等は一切されないから安心してね
クレアール の資料が届くのを待ってる間に、YouTubeを活用します。
- ふくしまさん
- たぬ吉さん
の動画を見つつ、理解を深めてください。
最初は分からなくてもOKなので、最後まで見続けることが大切です。
クレアールの資料が届いたら、内容を確認して受講を申し込んでみてね
ある程度理解度が高まったら、次はクレアール の問題集を解いてみましょう。
おそらく最初はビックリするほど解けないかと思います。
なので、少し考えても分からなければ「答え」と「解説」を見てしまって全然OK。
考える→解説を見る→理解する
このサイクルで1歩ずつ知識を身に着けていくことが大切です。
もし行き詰まったら質問サポートを活用してね
Step2~4の
- YouTube(インプット)
- クレアール(インプット)
- クレアール(アウトプット)
を最低3周は繰り返しましょう。
特にクレアール の問題集は、8割がた解けるようになるまで反復するのがおすすめです。
ある程度知識が定着したら試験に申し込みましょう。
試験は難易度が安定していて、いつでも受験できるネット試験がおすすめ。
受験日は1~2週間後に設定するのがポイントです。
万が一受験できなくなっても、キャンセルできるので安心してください。
ネット試験は「簿記ネット受験サイト」から申し込みできます。
なぜネット試験を受けるべきなのか
簿記には「統一試験(ペーパー)」「ネット試験(PC)」の2種類の受験方式が存在します。
そして受験するならネット試験が圧倒的におすすめです。
理由は、統一試験よりネット試験のほうが簡単だから。
以下表の通り、ネット試験のほうが合格率が高く安定しています。
簿記2級の合格率
【統一試験の合格率(19.8%)】
回 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|
166 (2024.2) | 10,814名 | 1,356名 | 15.5% |
165 (2023.11) | 11,572名 | 1,133名 | 11.9% |
164 (2023.6) | 10,618名 | 1,788名 | 21.1% |
163 (2023.2) | 12,033名 | 2,983名 | 24.8% |
162 (2022.11) | 15,570名 | 3,257名 | 20.9% |
161 (2022.6) | 13,118名 | 3,524名 | 26.9% |
160 (2022.2) | 17,448名 | 3,057名 | 17.5% |
【ネット試験の合格率(39.2%)】
期間 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 | |
---|---|---|---|---|
2023.4~ 2024.3 | 119,016名 | 41,912名 | 35.2% | |
2022.4~ 2023.3 | 105,289名 | 39,076名 | 37.1% | |
2021.4~ 2022.3 | 106,833名 | 40,713名 | 38.1% | |
2020.12~ 2021.3 | 29,043名 | 13,525名 | 46.6% |
しかもネット試験は基本いつでも受験可能です。
受験日によって学習スケジュールが左右されないので、ベストコンディションで試験に挑めます。
デメリットを挙げるとすれば「問題用紙にメモできないこと」くらい。
このあたりの対策に関しては「簿記のネット試験を受けた感想・対策」で解説しているので、ぜひ受験前にご覧ください。
ネット試験の申し込みが済んだら、模擬試験対策を解きましょう。
クレアール には、ネット試験予想問題(4回分)が付属されています。
ネット試験と同じ環境(PC)で受験できるので、ぜひ活用してみてください。
ちなみに過去問は、ネット試験との相性がよくないから解かなくてOKだよ
模擬試験を解く際は、
- 80分以内に回答できる
- 3回連続で80点以上
この2つのを両方満たせば合格ラインと考えてOKです。
徹底的に試験対策したい方へ
クレアールのネット試験予想問題が4回分しかなく「答えを覚えちゃった」という方へ。
別売りではありますが以下教材を購入してみてください。
全10回分のネット試験予想問題が詰まっています。
もちろんネット試験対策用に、パソコン形式で回答できるCDも付属されています。
私も活用しましたが、ネット試験と同じレベルの問題が非常に多く、すごく助けられました。
結構おすすめ。
試験本番は、時間に余裕を持って到着しましょう。
持ち物は「本人確認書類」「電卓」だけでOKです(ネット試験の場合)
本番は緊張していると思うので、事前に試験時の情報を集めておくのがおすすめです。
ちなみに「ネット試験とは」の記事で試験当日の流れや試験環境について徹底解説しています。
対策も含めて解説しているので、ぜひ試験前に合わせてご覧ください。
簿記2級に合格するためのコツ
簿記2級に合格するためのコツを4つ解説します。
「おすすめの勉強法⇧」を淡々と進めるだけでは不十分なので、必ずセットで確認しておいてください。
暗記ではなく理解する
簿記学習は、暗記ではなく「理解する」を重視してください。
特に工業簿記なんかは暗記や慣れで覚えてしまいがちですが…。
暗記だと
- 応用に対応できない
- 合格しても活かせない
- 試験が運頼みになってしまう
など、良いことがありません。
常に「なぜ?」「なぜ?」を考えた上で学習することが大切です。
今回紹介した
・YouTube
・クレアール
は、全部理解型で解説してくれてるから安心してね
ミスを放置しない
問題を解いていると「ミスがなければ〜」と感じる瞬間が来るはずです。
でもそのミス。絶対に放置しないでください。
ミスをする際は
- 時間がなくて焦る
- 回答欄がズレていた
- 電卓を打ち間違える
- 桁を間違えて解答した
- 下書きを読み間違える
- 問題文をちゃんと読んでいない
などなど、様々な要因があります。
それを潰していかないことには試験本番でもミスをします。
本番中は緊張もしているのでなおさらです。
ミスした内容は、紙などにメモしながら学習を進めみてください。
詳しくは「簿記のミスを解消する方法」で解説しています。
時間配分を意識する
これは「模擬問題」や「試験本番時」の限定の話ですが、時間配分は必ず意識してください。
同じ問題を解くにしても、時間配分を意識できるかどうかで大きく合否を左右します。
時間配分を調整するには解く順番が特に大切。
解く順番は以下の通り「第1問→第4/5問→第3問→第2問 」がおすすめです。
比較的解きやすい第1問、第4/5問、第3問だけで80点獲得できます。
ここをほとんど解いてしまい、第2問と見直しに落ち着いて取り組む戦法です。
試験が近くなったら「簿記の時間配分と解く順番」もチェックしてみてくださいね。
試験本番に近い状態で練習する
模擬試験対策をする際は、試験本番に近い状態で練習しましょう。
理由は試験本番時に緊張してしまい、練習と同じパフォーマンスが発揮できない可能性があるから。
なので、ネット試験の場合
- PCで模擬試験を解く
- じっかり時間を図る
- 2枚のメモ用紙を活用する
- ボールペンでメモを取る
といった環境で練習する必要があります。
本番の試験環境に関しては、以下記事で解説しています。
ぜひ参考にしてください。
【Q&A】簿記2級を勉強する上でよくある質問
簿記2級を勉強する上でよくある質問に回答していきます。
最適な簿記2級の勉強法を確認したい方は「簿記2級のおすすめ勉強法⇧」を再度チェックしてみてくださいね。
まとめ:簿記2級学習は「YouTube」×「通信講座」が最強!
簿記2級学習には以下2点を用意するのが最強です。
合計してかかる費用は約3万円。
テキストや過去問を購入する必要がないので、コスパよく最高の学習環境が手に入ります。
そして何よりも大切なのが「質問環境」があるかどうか
質問環境がないと
- 行き詰まって挫折する
- 学習にムダな時間をかけてしまう
- 間違った理解のまま進めてしまう
など、大きなデメリットが生じてしまう可能性大です。
だからこそコスパの良い&無制限でできる『クレアール 』をおすすめしています。
ぜひまずは資料請求 をして、詳細や割引情報を手に入れちゃってください。
今しておくことでスムーズに簿記学習がスタートできますよ。
簿記2級は、合格率が29%とかなりの難関資格です。
だからこそ、本記事を見てくださったあなたには、正しい勉強法で合格してほしいと思っています。
ここで紹介した勉強法は知人にも紹介しているほど自信をもっておすすめできる勉強法です。
ぜひ「簿記2級のおすすめ勉強法⇧」をチェックしていただき、気持ちよく試験に挑んじゃってください。
勉強中に悩みが出たら、ぜひ本記事を再度チェックしてみてください。
「ミス対策」「時間配分」などは、学習中に出てくる悩みですからね。
全部本記事から詳細に飛べるようにしてあるので、忘れないようにブックマーク★しておくとすぐに確認できますよ。
簿記2級は経理転職には必須級の優良資格です。
ぜひ本記事を参考に取得を目指していただけければ幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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