経理に向いている、向いていない人の特徴【経理部員が解説】
経理の仕事に興味あるけど、向き不向きってある?
自分が向いているか知りたいな
結論:経理は向き不向きがはっきり分かれる職種です。
- 経理に向いている人→天国
- 経理に向いていない人→地獄
冗談抜きでこのくらい違います。
幸い私は経理に向いていたので、毎日楽しく働けていますが…。
向いていない人からすると、おそらく苦痛です。
ということで本記事では、経理の向き不向きを経理部員の視点から徹底解説していきます。
経理転職後に「合わなかった」と後悔しないためにも、ぜひ最後までご覧ください。
経理の向き不向き(タップで詳細へ飛びます)
経理ってなに?という方へ
経理とは「経営管理」の略で、会社の活動を数字で表すことを指します。
つまり、お金を管理する仕事のことです。
基本的にはデスクに座った作業がメインになります。
詳しく知りたい方は『経理とはどんな仕事?』をご覧ください。
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- 経理部員として楽しく働いている
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こんな私でも、未経験の経理転職に成功しています。
大事なのは過去ではなく「これからどんな行動をしていくか」だと思ってます。
数年後「あのとき頑張ってよかった!」と思えるよう、今苦労している方もぜひ一緒に頑張っていきましょう。
「これから経理を目指したい!」という方は、ぜひ『未経験から経理になる方法』も合わせてご覧ください。
実際に経理未経験から3社内定を頂いた方法を解説しています。
経理が向いている人の特徴・性格
経理が向いている人の特徴を
- 私の経験
- 知人の声
- SNSの声
をもとに紹介していきます。
4つ以上当てはまれば、経理の適正アリと考えてOK!
デスク作業に集中できる
経理は、デスク作業が基本です。
つまり
- 黙々と作業するのが好き
- パソコンが苦にならない
- 長時間座ってても大丈夫
こういった方は経理に向いている可能性があります。
逆に「常に身体を動かしていたいタイプの方」には向いていない可能性があるので、注意が必要です。
デスク作業に集中できる人にとって、経理はマジで天職だと思うよ
Excel等のデータ処理が得意
Excel等のデータ処理が得意な方は、経理に向いています。
理由は、経理で一番使うソフトがExcelだから(会計ソフトより使う)
基本的に膨大なデータを、
- 管理
- 分析
- 修正
する際に、Excelを使う機会が多いです。
実際私が入社後一番最初に触ったのもExcelでした。
「関数」や「マクロ」が使える方は作業効率も上がるため、かなり重宝されます。
ただ、Excelは使えば使うほど慣れてくるので、最初からカンペキである必要はありません。
入社後、もしくは入社前に勉強し、徐々に身につけていくことをおすすめします。
もともと得意な人は向いてるし、得意じゃない人も意識すれば使いこなせるようになるよ
システムを扱うのが得意
IT化が進みつつある現代において、システムの扱いが得意な方は重宝されます。
経理はExcelだけでなく
- 会計ソフト
- 給与管理ソフト
- データベース管理
なども、かなりの頻度で使います。
こういったシステムが扱えることで
- 不具合の修正
- システムの効率化
- 新しいシステムの導入
- イレギュラー時の対応
などで役立つことは間違いありません。
エンジニアではなく、システムを扱う本人(経理部員)が詳しいという点がポイントです。
難しいことは最初から求められないから大丈夫。スマホやPCの設定が苦でない人なら経理でもやっていけるよ
整理整頓が得意
整理整頓が得意な方は経理に向いています。
経理は過去の資料やデータを多く扱うため
- 紙や資料の整理
- 机周りの整理
- デスクトップやファイルの整理
これらができる方は好まれやすいです。
整理整頓ができるかどうかで「作業効率」や「ミス削減」「書類の紛失対策」にも繋がります。
信頼にも直結する意外と大事なポイントです。
できる経理部員は整理整頓がしっかりされてる印象だね
タスク管理が得意
経理には
- 会計ソフトへの入力
- データの管理
- 他部署からの依頼
など、複数の業務が発生しやすい傾向にあります。
そこで活きるのがタスク管理能力です。
タスク管理能力のある方は、業務も効率的に回せるため重宝されます。
普段から
- タスクが発生したらメモする
- 重要度の高い or すぐ処理できるタスクから進めていく
こういった意識をされてる方は、経理でも活かせるのでおすすめです。
タスク管理は意識次第で伸ばしていけるよ
素直でまじめ
素直でまじめな方は経理に向いています。
なぜなら経理は
- 税法
- 会計基準
- 社内規約
など、数多くのルールに則って作業する必要があるから。
これに対して「こんなルールはおかしい!私は私のやりたいようにやる!」という方は、経理の仕事が窮屈に感じてしまうでしょう。
周りから「素直だね」「真面目だね」と言われる方は、経理部員に多い印象です。
私は「個人的に思うところはあるけど、みんなそれに従ってるしまあいいか」くらいの気持ちで取り組んでるよ。
心配性
「これであってる?なんか間違ってる気がするな~このままで大丈夫かな?」
このくらい心配性な方は、経理に向いています。
こういう方は、ミスをしない分、後々苦労するというリスクを回避しているからです。
ミスが少ないと
- 自分もストレスなく働ける
- 信頼されて社内での居心地も良い
といった状態につながるため、経理でも比較的楽しく働けます。
心配性はデメリットかと思ってたけど、経理では大いに役立ってるよ
勉強が好き(会計に興味がある)
勉強が好きな方は経理に向いています。
理由は経理が、常に新しい会計基準や税法改正を取り入れていく必要があるからです。
よって好奇心・向上心を持って新しい情報を知ることが苦にならない方は経理でも活躍できます。
とはいえ必ずしも勉強が好きである必要はありません(私も勉強はそこまで好きではない)
会計などに少しでも楽しさを見いだせるのであれば十分です。
趣味などで「もっと知りたい!」って調べたり勉強できる人なら十分だよ
「会計が好きかわからない」という方は、経理の基礎ともなる簿記資格の取得がおすすめです。
まずは入門である簿記3級から学習してみて「簿記楽しい」と感じるようであれば、間違いなく経理に向いています。
注意点として「学習中」ではなく「合格したあと」に楽しいと感じれたかどうか。で判断してください(学習中は苦痛に感じる方も多いので)
簿記は転職にも役立つ資格なので、気になる方はぜひ目指してみてくださいね。
簿記に関しては、別サイト『簿記屋さん』で詳しく解説しています。
簿記の詳細や学習法について徹底解説しているので、ぜひ合わせてご覧ください。
数字を扱うのが得意
数字の扱いが得意な方は間違いなく経理向きです。
理由は、経理にとって数字は仕事ツールそのものだから。
日々の仕訳から、それをまとめる決算書まで全て数字で構成されています。
この数字を見て抵抗がなかったり、分析したりできる方は経理でも必ず重宝されます。
ちなみに数字に苦手意識がある方も安心してください。
基本的な計算は「会計ソフト」や「Excel」「電卓」が解決してくれます。
私も数字アレルギーでしたが、経理で働いてからはすっかり慣れてしまいました。
得意は武器になるけど、苦手は基本克服できるから大丈夫
説明するのが得意
説明が得意な方は経理に向いています。
経理は黙々と作業するイメージもありますが
- 上司
- 他部署
- 監査法人
などに説明を求められることもしばしば。
説明力があるだけで、やり取りの時間短縮にもなり、ストレスや残業時間削減などにも繋がります。
入社前は気づかなかったけど、説明力はホントに大事
新しい業務に挑戦するのが好き
経理は
- 仕訳入力
- 単体決算
- 連結決算
- 原価計算
- 税務
などなど、業務内容はホントに幅広いです。
その中でも単純な業務しか任されていない方は、将来AIに仕事を取られる可能性も十分ありえます。
そこで必要になってくるのが新しい業務に挑戦する意欲です。
経理として働き続けるためには、常に新しい業務に挑戦する姿勢が必要になります。
経理に向いていない人の特徴・性格
経理に向いていない人の特徴・性格は以下4つ
2つくらいまでなら改善の余地あり。
3つ以上ある人は、経理で働いても面白くないと感じるかも
パソコン作業が苦痛
パソコン作業が苦痛な方は経理に向いていない可能性があります。
理由は、経理業務はパソコン作業がメインだからです。
そこで「パソコン作業が苦痛」となれば、経理そのものが苦痛と言っても過言ではありません。
パソコンも使っていけばある程度は慣れます。
ただ
- 30分もパソコンの前にいると疲れる
- パソコンの前に座るのにエネルギーを使ってしまう
こういった方は、根本的にパソコン業務が向いていない可能性があります。
これは対策以前の問題で、先天的なものもあり、仕方のないことです。
代わりに
- 体を動かす作業が好き
- 細かいものを作るのが好き
など、パソコンなしでも活躍できるスキルがあるはずです。
無理に経理にこだわらず、自身にあった仕事を選んでいきましょう。
パソコン操作は慣れるから大丈夫。問題は苦痛でないかどうかだね
同じことを続けるのが苦手
同じことを続けるのが苦手な方は、経理には向いていないかもしれません。
理由は、経理が基本「毎日」「毎月」「毎年」同じようなことを繰り返す仕事がメインだから。
もちろん成長すれば、様々な業務が受けられますが。。
入社して数年は、同じような仕事の繰り返しである可能性が高いです。
毎日変化のある刺激的な仕事を求める方にとっては、経理は合わないと感じるでしょう。
勉強するのが嫌い
勉強するのが嫌いな方は、経理で働き続けるのは難しい可能性があります。
常に「新しい会計基準」や「税法改正」を覚える必要のある経理では勉強が必要不可欠。
また、資格や知識を習得しさらなるステップアップ(転職)に活かすためにも勉強する必要が出てきます。
好奇心・向上心を持って新しい会計知識を知ることが苦痛・面倒と感じる方には難しいかもしれません。
私は勉強自体は好きじゃないけど、興味あること(会計など)を学ぶのは好き。興味があるかどうかは大事なのかもね
ミスや失敗を隠そうとする
ミスや失敗をした際に
- 怒られたくないから隠す
- 「これくらい大丈夫」と思ってスルーする
こういった行動をとる方は、経理には向いていないかもしれません。
それが後になって発覚→地獄を見るのが経理だからです。
チェック時につけが回ってくるので、自分はもちろん、周りにも迷惑をかけてしまいます。
常に隠し事をしてしまう方は、長い目で見て苦労してしまう点は頭に入れておきましょう。
私も最初は「これくらいいっか」と思ってた作業が、のちに大変なことになった経験があるよ…。だからこそ今はすべて慎重に、何も隠すことなく業務を進めているよ
経理が向いている方がすべきこと
ここまで記事を読んで「経理向いてるかも!楽しそう!」と感じた方は…。
経理が天国のように感じるでしょう。
ぜひ経理への道を目指してみてください。
とはいえ、未経験から経理へ転職するのは簡単ではありません。
理由は経理は経験者の優遇される世界だからです。
私も最初は何十社も落とされ苦労しました。
でも正しい方法で転職活動を始めることで一気に3社から経理の内定をゲット。
同じ実績でもやり方次第で大きく変わってきます。
もし少しでもラクに経理へ転職し、楽しく働きたいという方は『未経験から経理になる方法』をぜひあわせてチェックしてみてください。
経理に向いていない方は他の道も検討しよう
もし「経理向いてないな…」と感じた方は、ムリに経理を目指す必要はありません。
経理以外にも素晴らしい職種はたくさんあります。
むしろ経理に適正がなかった方は、ほかの職種に適正があることが多いです。
ぜひほかの職種も検討してみてください。
その職種が見つからないから苦労してるんだよ、、
こんな人は、転職エージェントではなくキャリア相談サービスの利用がおすすめです。
キャリア相談をメインにしているため、求人の紹介がなく、むりやり転職を勧められることもありません。
ただ基本は有料サービスとなっており、100,000円~と非常に高額です。
そこで使っていただきたいのが初回無料のカウンセリング。
人気No1のポジウィルキャリア なら、45分のカウンセリングが完全無料で受けられます。
このカウンセリングだけでも
- 人生の道筋が見えてきた
- アドバイザーさん優しすぎた、、
など、非常に利用者の満足度も高いです。
転職後に相性のマッチした会社で働きたい方は、ぜひ一度相談だけでもしてみてください。
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まとめ:経理は向き不向きが別れる職種
経理は向き不向きがはっきりと別れる職業です。
- 経理に向いている人→天国
- 経理に向いていない人→地獄
冗談抜きでこのくらい差が出る職種です。
経理の向き不向き(タップで詳細へ飛びます)
これをみて「経理に向いている」と思った方は、適職である可能性が高いです。
ぜひ『未経験から経理になる方法』を参考に、経理を目指してみてください。
逆に「経理に向いていない」と思った方は、無理して経理に縛られる必要はありません。
ポジウィルキャリア などに相談しつつ、自分にマッチした職種を模索してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
本サイト『経理屋さん』では、経理で楽しく働くための情報を発信しています。
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