


経理はやめとけってホント?
これから経理になりたいけど、不安になってきた…
経理のネガティブな内容を聞くと「本当に経理でいいのかな、、」と不安になりますよね。
当時の私も「経理はやめとけ!」という声を聞き、転職を諦めようと思ったことがあります。
今回はそんな意見が飛び交う理由を、現役経理部員の視点で徹底解説していきます。
対処法もあわせて解説するので
は、ぜひ最後までご覧ください。
本記事を最後まで読めば、経理部員として後悔のない働き方が実現しますよ。
経理とは「経営管理」の略で、会社の活動を数字で表すことを指します。
つまりお金を管理する仕事です。
基本的にはデスクに座った作業がメインになります。
詳しく知りたい方は「経理とはどんな仕事?」をご覧ください。
「経理気になってる」という方は、ぜひ『未経験から経理になる方法』も合わせてご覧ください。
実際に未経験から3社内定GETした方法を解説しています。
3社からいただいた経理の内定通知メールです。
こんな私でも、未経験の経理転職に成功しています。
大事なのは過去ではなく「これからどんな行動をしていくか」だと思ってます。
数年後「あのとき頑張ってよかった!」と思えるよう、今苦労している方もぜひ一緒に頑張っていきましょう。
一般的に「経理はやめとけ」と言われている理由を6つ紹介していきます。
経理は繁忙期が忙しいことで有名です。
普段は定時帰りの会社でも、繁忙期には残業せざるを得ない場合があります。
特に決算期は忙しく
など、生活にまで影響が出ることもしばしば。
そんな激務に耐えかねて「経理は大変だからやめとけ」と多くの方が感じているのでしょう。
経理は向き不向きがはっきる分かれる職種です。
特に
これらが苦痛に感じる方はそもそも経理には向いていない可能性があります。
仮に経理に向かない方が入社してしまうと、正直頭おかしくなるレベルで苦痛です。
こういった方は十中八九「経理はマジでやめといたほうがいい」と口をそろえて言うでしょう。
ちなみにボクは「経理=天国」と思って働いてるよ。相性は大事だね。
事前に向き不向きを確認しておきたい方は「経理が向いている、向いていない人の特徴は?」をチェックしておきましょう。
経理は専門職ということもあり、最初は覚えるのが非常に大変。
特に入社して間もないころは
などに圧倒され、苦労する社員は多いです。
さらには「年一」「月一」の業務など、まれに発生する業務も多く、覚えるのに時間がかかる場合も…
経理入社直後にアンケートをとったら「経理はやめといた方がいい」といった声も多く返ってきそうですね。
でも最初の1,2年を乗り切れば、結構天国だったりします。
「経理のデメリットを対処する4つの方法⇩」でも解説しますが、しっかり学んでいけば日々の仕事も正直余裕です。
「経理の仕事はAIに代替され、将来的にはなくなる」といわれています。
実際、会計システムの入力やレポートは自動化が進み、人の手で作業してた部分がどんどん代替されていることも。
これにより「将来性がないから経理はやめとけ」という人も一定数存在します。
ボクも身内に「経理なんてなくなるしやめとけ」って言われたことあるよ
でも安心してください。
単純業務がシステムやAIに代替されるだけで、経理そのものがなくなることはありえません。
今後10年20年と経理で活躍していくためには
これらのスキルを今のうちに覚えていけば、あなたの仕事がなくなるなんてことはありません。
むしろ活躍のチャンスです。
経理は
といった理由から、直接評価されにくいというデメリットがあります。
他部署からも「経理って楽そうで良いよな」と妬まれてしまうことも…。
頑張ってるのに認められない。という機会も多く、周りからの評価を気にする人は辛い事実です。
ボクは他部署から何を思われていても気にしないけど、給与に反映されないのは辛いかも
経理は年収が低い・上がりにくいというのはよく聞く話です。
これは先程紹介した「直接評価されにくい⇧」が大きな要因。
まだまだ年功序列の経理では
という方にとっては物足りなさを感じるかもしれません。
結婚や老後のことを考えると「経理はちょっと…」と避けてしまう方もいるでしょう。
ただこれは普通に働いていたらの話。
方法次第では年収アップも可能なので、気になる方は『経理で年収を上げる方法!』もあわせてご覧ください。
実際に私が経理に転職して後悔した出来事を8つ紹介していきます。
経理へ転職して後悔した事例8つ
基本的に「経理はやめとけと言われる理由6つ⇧」と内容は似ていますが、実際に働いているからこそ分かったリアルな意見です。
正直言って大変な時期もありました。
一方で入社後に後悔しないためのポイントも、働いていく上で気づけたのは良かったと思ってます。
以下記事で当時のエピソードも交えて解説しているので、よければあわせてご覧ください。
「経理はやめとけ」と言われるのは事実です。
でもそれらは、基本以下4つの手法で対処できます。
経理に活かせる資格の取得はかなり重要です。
経理は専門職なのでキャリアアップしてなんぼの世界。
実際に資格の取得がどれほど効果があるかを表にまとめてみました。
やめとけと言われる理由 | 対処法 |
---|---|
繁忙期は忙しい | 激務でも知識やスキルがあれば効率的に仕事が済ませられる |
専門的で覚えることが多い | 知識を習得しておくだけで実務に大いに役立つ |
AIで将来なくなると言われている | スキルや知識があればAIに仕事を奪われることはない |
年収が上がりにくい | 年収アップに繋がる転職でのアピール材料になる |
このように、資格は「実務の質アップ」に加え「知識やスキルの証明」としても役立ちます。
スキマ時間を活かしつつ、ぜひ有効な資格を取得してみてください。
どの資格がよいか迷った方は簿記がおすすめ。
もはや「経理=簿記」といっても過言ではないほどの定番資格ですね。
どちらも最低簿記2級までは取得しておきたいところ。
知識はもちろん、転職でも大いに役立ちます。
簿記に関しては、別サイト『簿記屋さん』で詳しく解説しています。
簿記の詳細や学習法について徹底解説しているので、ぜひ合わせてご覧ください。
社員とは積極的にコミュニケーションをとっておきましょう。
コミュニケーションが取れていることで
など、仕事を進めていく上での助けになります。
そして何より社員同士の仲が良いと楽しいですよね。
「仕事」「バイト」「部活」がハードだったときも、人間関係が良ければみんなでがんばれたりするのはそういうことです。
経理部員といえども、コミュニケーション大切になります。
うちの会社もやるときはやる!暇なときはゆったり雑談!などメリハリつけて楽しく働けているよ
経理業務の働き方にやられないためにも、経理に向いているかは最低限把握しておきましょう。
経理は向き不向きがはっきりわかれる職種です。
向いてない人はとことん向いていないので、
こういった方は要注意。
他にも向いていない特徴はいくつかあるので、詳細を「経理が向いている、向いていない人の特徴は?」で解説しています。
まだ経理の実務経験がない方は特に、入社後に後悔しないためにもチェックしておいてくださいね。
経理で
と考えている方は、経験を活かして転職を繰り返すのがおすすめです。
実際、ホワイト企業&年収1000万超えの経理部員は、複数転職を重ねている方が多いです。
同じ会社にいても評価してくれないので、自発的に行動していく必要があります。
むしろ「経理はやめとけ⇧」であげられたデメリットは全て、転職で解決できてしまうのが経理の良いところ。
高年収経理は忙しいと思われがちですが、効率化が徹底されており基本はホワイト。
経理部員の多くは安く買い叩かれている方が多いので、ぜひ一度自分の市場価値を確認してみてください。
市場価値は転職エージェントに相談したら一発でわかります。
ぜひ「経理に強い転職エージェント」を参考に、チェックしてみてくださいね。
経理には良い部分もしっかりあります。
むしろ個人的には良い部分のほうが強いと感じているくらい。
そんな経理のメリットを8つ紹介していきます。
これは実際に私が経理で働いて感じたメリットです。
経理の良さを熱弁しているので、詳しく知りたい方は以下記事もあわせてご覧ください。
経理のメリット・デメリットを両方把握しておくことが大事!
「経理はやめとけ」と言われるには以下のような理由がありました。
でもこれらは
で基本的に解決できます。
デメリットをそのまま鵜呑みにするのではなく、長期的に解決できるかに焦点を当てることが大切です。
これから経理を目指す方、現在経理で働いている方が、考え方を見直すきっかけに慣れたなら幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
本サイト『経理屋さん』では、楽しく経理で働くための情報を発信しています。
よければ他の記事も参考にし、楽しい経理ライフを送るための判断材料にしてください。
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